昨日、地元長野県から友人が遊びにきたので、夜は大好きなお寿司屋さん「堤」へ。
これまで、友人には散々「めっちゃくちゃ美味しいお寿司屋さんが甲府にあるから行こうね」と話してきたので、彼女の中では美味しさレベルのハードルがMAXまで上がっていたみたいですが、最初のを食べた瞬間、美味しさのあまり電流が走ったようです!笑
そして、私の大好物のコハダを食べて感動して、リピートしていました。
この前食べたエビが絶品だったので、友達に食べてもらおうと注文すると・・・大将は「終わってしまった」というのです。目の前のネタケースにはエビが見えるのに、なぜ握ってもらえないのだろうか?
さらに、大将はこう続けました。
「本当はここにあるんだけどね、このエビは納得いくものではないから出したくないんですよ。せっかく来てもらっているんだから、最高のものを出したいんです!」
せっかく仕入れても、納得のいかないネタは決してお客さんに提供しない。これが大将の当たり前だそうです。
長野からはるばるやってきた友人はとても感動して、数ヶ月後の新子と新イカが最高に美味しい季節になったら、再び訪問することを宣言して帰って行きました。
そして、「すっっっっごい美味しいお寿司屋さんがあるの!」しつこいぐらい熱弁をふるっていた私が、決して大げさではなかったこともわかってくれました。笑
「儲けよう、が最初にくるお店はだいたいダメになっていく。お客さんに喜んでもらいたい!その気持ちで商売していかなきゃ、ダメだね。」大将の言葉、いつもすごく共感しちゃいます!
ちなみに、お客さんに出せないネタや、スジの部分は、毎晩大将がお寿司を握って女将さんに出しているそうです。う〜ん、女将さん羨ましいっ!
次はいつ行こうかな〜♪