「伝」の語源ってなんだろう?ふと気になったので調べてみました。
まず、袋に中身を詰め込んで紐で縛ったものを「專」というそうです。これは専門の「専」の旧字ですね。
この文字は「もっぱら」とか「一途に」という意味を持っています。
で、この「專」を人が運ぶと、にんべんがついて「傳」という文字になります。
この文字の組み合わせから考えてみると、「伝える」という行為は、人がひたすら一途に行なうもの。そう簡単ではないことがわかります。
想いやこだわりがすぐに伝わらなくても焦らず、一途に伝え続けることが大事なんですね。それから、「自分の手で相手へ運ぶ」ということも大事なポイントですね。
「何もしなくてもわかってもらえる」なんて思わずに、自分が伝えないと伝わらない。なるほどなぁ。
ところでこの「傳」という文字、甲州には「印傳屋」さんがあるので馴染み深い文字だったのですが、こんな深い意味があったのですね〜。
日頃思いつく「この言葉の語源って?」という疑問はすぐに調べないとすぐに忘れてしまうので、自分にLINEを送ってメモすることにしています。お買い物メモにもおすすめですよ〜!詳しくは下の記事を!