ここに二つの商品があります。
一つは、こうじ味噌217円。
二つ目は、こうじ味噌379円。
さぁ、あなたはどちらを選びますか?
その場にいた数人の主婦に質問したところ、全員が「安い方」と答えました。
うーん、やはり高い商品は選んでもらえないのでしょうか?
そこで、高い方のお味噌について「我が家では一度こちらを食べて以来、毎回このお味噌しか買わなくなりました。毎日飲むお味噌汁が美味しいと幸せですよね」という情報を伝えたところ、全員が「やっぱり高い方のお味噌が欲しい」という結果に。
売場のプライスカードに書かれた、商品名と価格の情報しかなければ、お客さまは安い商品が魅力的だと考えます。これは当然ですよね。
でも、価格を上回る期待や興味を持ってもらえれば、高くても選ばれるんです!
「うちのお客さんは安いものしか買ってくれない……。」 それは、商品の魅力が伝わっていないからかも知れませんよ〜!