「いや〜、センスがある人はうらやましい!」「やっぱり才能だよね!」販促物をつくっていると、こんな言葉をかけていただくことがあるんですが・・・実はこれ、センスでも才能でもありません。

こちらのブログを見ていただければ、私のPOPが最初はどんなに悲惨だったかがよくわかります!!

 

それに、キャッチコピーだって考えても考えてもすぐに浮かばず、POPを1枚書くのにも時間がかかり、効率もかなり悪かったです。

 

だけど、普段買い物に行くときには、思わず買ってしまったひと言や、おもしろい商品名などは忘れないように写真を撮って、蓄積しています。

だから、私のパソコンの中には、「街で発見!おもしろ販促」という写真フォルダがあります。

 

自分に関係が有るか無いかではなくて、「あ!コレおもしろい!」「思わず興味を持ってしまうな」と思ったらとにかく写真を撮ります。

そういう意識スイッチを常にONにしておくことで、いざというときに、「そういえば、あのお菓子屋さんのPOP、おもしろかったよな」なんて記憶の引き出しから、たくさんのヒントを取り出すことができます。

 

「センスがないから無理」というのは、意識してヒントをキャチして、それを実践しながら徐々に上達していくことを拒むような、もったいないことです。

 

だから、「私にはセンスがないから」と逃げずに、上手にできなくてもいいから、まずはやってみましょう!


昨日は、兵庫県小野市ででんき屋さん向けラブレター講座を行ないました!

1時間ちょいの実践タイムで、皆さんかなり凄いレターを仕上げちゃいました!まさかここまで完成度の高いレターがこの時間内に書けるとは思っていなかったから、正直ビックリ!

しとみんさんはパッと開くとお手紙型になっていて、おもしろい!

共有タイムに特に皆の注目を集めていたのが、みっちゃんのにこにこ日記!

「イラストの才能があるから羨ましい!私には無理だわ!」と思うんじゃなくて、「どうして目を引くのかな?」「どの部分がそう見せているのかな?」というように、全体ではなく「要素」をみることが大事!実際に挙げてみると・・

 

・イラストのラインが太く、大きい!

・色の塗り方が丁寧でフチを強調して塗っている

・白い紙にイラストを描いて切り貼りしている

・ラインがまっすぐでクレヨンを使っている

・文字の大小・太細のメリハリがはっきりしている

 

こういう「要素」を真似させてもらうと、苦手な方でもみっちゃんのように目を引くレターが書けるようになります。要素を捉えて学び(真似び)上手になりましょう!

 

 

さて、これで兵庫パナさんの販促セミナー全3回が無事修了しました!本当にありがとうございます!ひとつひとつ、実践できるもの・やりたいものから行動に繋げてみてくださいね♪


近々、寝具店さん向けの販促セミナーを行なうので、長浜の「ふとんのマツムラ」さんへ、販促の現状を知るために行ってきました!

わーーー!入口に歓迎ボードが!嬉しすぎる〜!

そうそう!マツムラさんは商業界4月号でもバッチリ掲載されていましたね〜!取材がくるくらい感度が高くて行動的なお店なので、店内にも様々な工夫がありました。

売場には、私のPOP本を参考につくっているという、めちゃくちゃカワイイPOPがあちこちに!寝具店でPOPを活用しているお店はレアですね。寝具のことは素人であるお客さんにはわからないので、これはとても親切な取り組みです!

多くの寝具店は、現在メインのお客さんの年齢層が高いため、チラシやDMなどのアナログ販促をしていると思うんですが、ブログやSNSなどインターネットを活用した販促も平行してやっていかないと、若い世代と繋がることができなくなってしまいます。

 

「結婚式しない、車いらない」と、お金を使わないといわれている今どきの若者(20〜30代前半)だって、決して物欲がないわけではなくて、自分にとって有効なものであれば、ある程度お金をかけよう、投資しよう、という意識も高い現実的な考え方を持っています。

だから、やっぱり「情報」を発信していくことは大切!若い世代はネットから情報をキャッチする脳力も高いので、今だけでなく、5年後、10年後も考えて、絶対にネット販促も取り入れた方がいいです!

 

どうして世の中には寝具が3点セット9,800円でも売られているのに、10万円もする敷き布団を売っているのか?どう違うのか?自分に合った寝具の選び方は?そもそも自分に合った寝具ってどういうこと?

などなど、知らせなければならない情報は山のようにあります!入口に「ふとん打ち直し」「値下げ」「セール」「羽毛フェア」など貼り紙だらけにしている場合ではありません!入口が貼り紙だらけのお店って、押し売り感満載で、初めてのお客さんはめっちゃ入りづらいです。

 

その辺にあるもの、メーカーがくれたものをペタペタ貼ってラクをするんじゃなくて、マツムラさんのように、お客さんのためになる情報をコツコツ伝えていくことが大事!

それから、マツムラさんで感じたのは、「女性の感覚は素晴らしい」ということ!様々な自店チラシを見て、「これは好き!」「これは何となくイヤ!」っていうのが、売り手目線ではなくて、お客さん目線で感じることができるんですよね。

 

コーヒーを飲みながら、マツムラさんのチラシをテーブルに広げて、アレコレ意見を出し合うだけでも、かなり今後やるべきことがクリアになって、有意義な時間でした!今後もさらに進化していくマツムラさんの販促が楽しみです♪