激しい胃痛で一睡もできなかった先日、このままではマズイと出張当日に病院に行くことに。あまり詳しくないエリアだったので、Googleマップで内科を検索して駆け込みました。
そこは、今まで行ったことのない、いい意味で病院感のないおばあちゃんの家みたいな雰囲気。ふかふかな花柄のソファがあったので、お腹を抱えて倒れ込むのにちょうどよく助かりました。
先生もまたいい意味でお医者さん感がない、お母さんみたいに優しい女医さんで、看護師さんたちもみんな親切でした。お腹が痛くて辛い私の気持ちになってくれて、通常の診察を超えて、ホッカイロを貼ってくれたり、痛みに効くツボに針のシールを貼ってくれたり、ありとあらゆる対応をしてくれました。
これまでお医者さんに「共感してくれている!」と感じることがなかったので、先生や看護師さんの優しさにビックリしてしまうほどでした。
点滴の間はいろんな声が聞こえていて、先生がある患者さんの退院先の病院に「もっと詳しい情報が知りたいから」と資料請求をしたり、私がこれまで経験した病院とは患者さんとの向き合い方が全然違う!ということがすぐにわかりました。
ありがたかったのは、私の点滴の間に、待合室にいる旦那に薬局に薬を取りに行かせてくれたこと。いつも具合が悪い中で、病院で待ち、それが終わったら薬局で待ち、が当たり前だと思っていたので、本当に助かりました。
前回、別の大きい病院に行ったとき、放置点滴で失神しかけた(下図参照)のに、今回は点滴が終わった瞬間即座に針を抜いてくれました。ちゃんと見ていてもらえているという安心感!
「家に帰ってよく休んでね」という先生に「今から出張に行かなくちゃいけなくて」と私が言うと、「休まなきゃ!休めない仕事なの!?」と先生。「講演の仕事なので絶対に行かないと」と言うと「私もね、よく講演するからわかるわ〜!ちょっと待っていてね」と立ち上がり、先生の私物の漢方を「これ、お守りがわりに!」と説明書のコピーまで付けてプレゼントしてくれました。
最後には「明日は休診日になっちゃうけど、状況が気になるから必ず電話してね!」と病院の玄関まで見送ってくれました。なんて優しいお方・・・。嬉しくて泣いてしまいました。。
翌日、無事セミナーを終えた後に経過報告とセミナーが無事終わったことを連絡すると、「よかった!あなたは強いわ〜!」と温かい言葉にまた涙…。まわりにいくつか内科があったけど、この病院に来ることができて本当に良かった!!
激痛で丸二日間眠れず本当にキツかった今回の体調不良。完全に食生活との乱れと睡眠不足が原因なので、もう同じ過ちは繰り返さないと誓いました!生活立て直すぞーー!!
ところで、この病院に入ったときから気になっていたことがありました。受付のところに手書きの紙が貼ってあって、そこには「明日は定休日です」くらいのノリで「10/6情熱大陸に出演します」という文字がサラッと書かれていたのです。
え??「情熱大陸」って、あの情熱大陸??出張先で情熱大陸のサイトを調べてみたら、おもいっきり次回予告のトップに出ていました!
あの優しい先生は、「在宅ホスピス医」として患者さんの命と本気で向き合っているすごいお方でした!「死ぬときに後悔しない生き方」など、出版されている書籍も多数!
10月6日、絶対観なきゃっ! 見たら先生の優しさを思い出して涙が出ちゃいそう〜!みなさんもぜひ!