最近、いろんな方とお話するたびに「伝えることの大切さ」の話題になります。

1つ伝えようとして、1つだけ伝えても、うまく伝わらない。

 

でも、そこで「どうしてわかってくれないの?」なんて嘆く必要はありません。なんてったって、育った環境や経験、価値観が違うんだから、わからなくて当たり前!

 

理解されないこと、伝わらないことを受け入れて、1伝えようと思ったら、10伝えるくらいの気持ちを持つことが大切ですね。

 

私も一度きりで伝わるとは思わず、繰り返し同じことをブログに書いています。特に、使命や想いなど、大事なことは何度も何度も伝えています。

 

お客さんに何度も同じようなことを聞かれて、「伝わっていないな〜」と思うなら、さっそく伝えましょう!

そんなこんなで、昨日は空がとても綺麗だったので、八ヶ岳まで一人ドライブに出かけました。

 

ただ静かに空の青さや雲の形や動きを見つめるだけの数時間。とても贅沢でHappyな時間でした♪


個人が口コミサイトに自由に書き込める時代。そしてそれを見ながらお店選びをする時代。思ってもみないことを書き込まれ、悲しい気持ちになった経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

私も同じです。例えば書籍『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』のAmazonレビュー。有難いことに高評価が多いものの、時には低評価もあります。

 

「POP初心者や苦手な方、なかなか結果が出ずに悩んでいる方が、この本を読んでくれたら、基本が身について、しかもワクワク楽しくなって、POPを書きたくなって、やってみたら効果が実感できる!そしていつもの仕事が〝たのしごと〟になる!」という目的を果たすことだけを考えて、自分の持っているすべてを注ぎ込んで書きました。

 

とにかく、もう本気でやりきったので、この一冊に一片の悔いなし。って感じなのです。

 

なので、この本を読んでくれて低評価なら、悲しいけれどそれはもう仕方がないことだ!と完全に割り切れます。だから、低評価の言葉自体には「うわ、切なっ!」と思っても、凹みはしません。

 

それよりも、浜松駅で偶然目にしたお茶屋さんが本を読んで実践されていたことの方が、何億倍も心をいっぱいにしてくれるから、全然OK♪

浜松で発見!想いが伝わるお茶屋さんの手書きPOP

出版という大きな一歩を踏み出したことで、当然多くの人の目に触れることとなり低評価を得ることもありますが、それ以上に出逢い、歓び、感動、機会など素晴らしい未来に、今もなおつながり続けているのです!私の中には「行動してよかった!」の想いしかありません!!

 

すべての人に満足してもらおう!

すべての人をお客さんにしよう!

何でもあります!できます!お任せください!

 

個人的には、この考えが「不幸の始まり」だと思っています。

だって、黒い色が好きな人もいれば嫌いな人もいるわけで、マッチする人もいればマッチしない人もいます。親子や夫婦ですら考え方に違いがあるんだから、全員に理解してもらえると思ったら、世の中納得できないことだらけになってしまいます。

 

全員が満足してくれなくて当然と割り切ること。そして、共感してくれる人に大満足してもらえるように全力を注ぐこと!これが商売をしていて凹まない心を持つ秘訣だと考えています!

あとは、発信すること。私は自分の考え方や仕事ぶりを知ってもらうために、毎日ブログを書いています。仕事のご依頼はほぼ100%このブログを見た上でいただいています。なので、ミスマッチが起こらず高いリピート率につながっています。

 

マッチする人に来てもらうだけでなく、ミスマッチの人には予め「ここは私の求めるお店ではない」とわかってもらえるように、発信をすることが重要です。本当、ブログって便利ですよ〜。

 

あとは・・・・・・忙しくすることです。忙しいと細かいことに悩んでいる暇がないので、すぐ忘れます。笑

 

さぁ、今日もお店を大好きでいてくれるお客さんを想ってたのしごとしましょう♪


もうだいぶ前の話ですが、商工会議所さんからのご依頼で、写真館の「写真のイチオカ」さんの販促アドバイスを行なうことに。

 

誰もがカメラ付きスマホを持ち、高画質の写真が撮ることができ、無料アプリで簡単にいい感じの編集ができ、写真は印刷せずにデータで保管する時代。

写真館に写真を撮りに行くのは、七五三や成人式、ウエディングなど人生の中で数えるほどの一大イベントの時くらい、という方も多いのではないでしょうか。

 

ーーさぁ、この先写真館のご商売が繁盛するためには、一体どうしたらいいのでしょう?

 

私がその写真館さんの得意分野などのお話を伺った上でご提案したのは、「新たなお客さんに目を向けてみましょう」ということでした。

 

写真館の前には七五三や成人式の写真が並べられていて、ターゲットが「家族」であることが明らかでした。

 

そこで、「家族」以外に「経営者」に注目してみてはどうか?ということを提案しました。

 

イチオカさんはとても和やかな雰囲気で、険しい顔の大人(笑)でも、緊張せずに柔らかい表情で写真を取ることができるのでは?と閃きました。

 

私の経験上、イケてる宣材写真(プロフィール写真)を持っている経営者は意外と少ないんです。

 

これには毎回「もったいないなぁー」と思っていて、どんなに素晴らしい仕事をされていても、写真がイマイチだと与える印象もイマイチになってしまうんです。逆に、プロに撮影してもらった、しっかりとした宣材写真はいい印象を与えてくれます。

Webサイトなどの販促物に掲載したり、街のパンフレットや新聞、広報誌などに掲載されたり、経営者はプロフィール写真を使う機会が多いので、一枚はちゃんとした宣材写真が欲しいところ。

 

私も実際プロカメラマンのスタジオでプロフ写真を撮影していただいたことがあるのですが、1カット数万円〜の世界。

 

金額で見れば高いように思えるかもしれませんが、その写真でいい印象を発信することができるなら、私は投資価値は十分あると思っています。

 

逆に言えば、いい宣材写真を持つことの価値をしっかりと伝えれば、欲しいと思ってくれる経営者や人はたくさんいると考えています!

そんなお話をすると、みなさん前のめりになってくれて、さっそく経営者向けの宣材写真撮影のブランド名を考え始めました!そしてついたネーミングは、お母さんが閃いた「イケ写」!

 

イケ写だけを集めたインスタなどの活用方法も提案しました。

 

あれから何ヶ月か経ち、イチオカさんはどうされているかな〜?と思っていたある日、写真入りでメッセージが届きました。

 

イケ社、しっかりばっちり動いていましたーー!店頭のディスプレイもイメージがキリッと変わって、すっかりイケ写推しに!

キャッチコピーが、「イケてるあなたのビジネスポートレート〜会って魅たいと思わせる写真〜」なんて素敵ですね!

 

そして今、ホームページとインスタの準備中だそうです。お店のサイトにはイケ社を提案するページが追加されていました!

講師や社長のプロフィール用の写真を撮影します

 

イチオカさん、実践してくれてめっちゃ嬉しかったし、これが繁盛(=お客さんの満足)につながればさらに超嬉しい!

 

他社の事例紹介や思いついたアイデアを言うだけのアイドバイスは誰にでもできます。私がプロとして大事にしていることは、相手の得意や好きに注目しつつ、「やってみたい!やってみよう!」という気持ちになってもらえるように一緒に形を作っていくことと、実現可能な形で提案すること。

 

これからもそこを大事にしながら、お役に立てるように頑張ります!!