お店を始めたい!サロン開業したい!若い女子たちと立ち話をしていたら、こんな会話に。
「お店やろうと思ってってね、名前とロゴ決めたんだぁ〜」「看板はこんな感じでね・・」「こんな内装にしたくてー」
ちょっと待ってーー!お店のコンセプトなど、いくつかの質問をすると曖昧な答えがーー。
例えば、なんとなくおしゃれっぽいから、翻訳アプリでフィンランド語で素敵な単語を調べて「じゃ、店名はそれで!」と決めるとします。
でも、お店を通じて誰に何を提供していきたいのか?をじっくり考えてみた結果、「70代以上の方が日常を忘れてゆったり幸せな時間を過ごすカフェ」がテーマ&主な顧客となる場合、まず「読めない」「覚えられない」となりますね。
看板は自分好みでおしゃれにできても、ロゴのフォントの線が細くてよく見えないかもしれません。
「憧れのお店を開業するんだ」という場合、外装や内装、表面的なデザインばかりに目が向きがちですが、それは最後の仕上げの話です。
まず考えるべきは、お店は何のために存在するの?という目的。そこから誰に何を、という具体的な話になっていきます。内装・外装は二の次、三の次・・というか最終章。
家づくりもそうですよね。間取りとか外壁よりも先に、どう暮らしたいのか?どう生きていきたいのか?そんな大きなテーマがあって、そのための間取りだったり、デザインは後から考えます。
そんなこんなで、最初はお店の存在意義、目的から考え始めましょう!