安売りしたらお客さん喜んでくれる!・・・果たして本当にそうでしょうか?
私がいつも行っているドラッグストアは「◯曜日はポイント2倍」というサービスを毎週やっています。出張が多いので、その曜日に日用品を買いに行けない私はいつもこう思います。
「あ、またポイント普通の日に来ちゃった!損した〜」
・・・いやいや、冷静に考えると、普通に買って、普通にポイントがつくなら損していないんですが、「お得な日」をつくられると、それ以外が「損な日」になっちゃうんですよね。
お惣菜半額シールもそうですね。これは最近あった笑い話です。地元の友達とスーパーでそれぞれお総菜選びをしてたところ、さっさと買い物を済ませて出口で待っていた私と、ゆっくり買い物をしていた友達、それぞれ同じ商品を買っていたんですが、なんと友達の手には、半額シールの貼られたお惣菜!
「えーー、嘘ーーー!? この数分で定価で買ったものが半額に!?」これって、ものすごく損した気分になるんですよね。
お洋服屋さんでも、こんな経験した方いませんか?何喰わぬ顔で「この靴、素敵ですよね〜」とか言って接客してくれたスタッフさん。ご機嫌で購入した数日後・・・
「店内全品x0%オフ」みたいなセールをしていて、まさに自分が定価で買った商品が半額で売られていた・・・なんてことがあったらトラウマですよね。もうスタッフさんのことすら信用できなくなってしまいます。ちなみに、私はそのお店にはその後行っていません(笑)
未だに「初回全メニュー50%OFF」の美容室のチラシがポスティングされていますが、一度半額で買えたものを、次に定価を支払うのは「損した気分」になってしまうんです。「ちっさ〜」って思うかもしれません。でも、それが、お客さんの気持ちなんです。
サービスの日が当たり前になって、普通の日は損する日になるんです。
それなら、セールなんてしない、ポイントも一律(もしくは無し)、そういうお店の方が気持ちよく、いつでも安心してお買い物ができます。実際、私が洋服を買っているのは、ほとんどセールをしないお店です。
あなたのお店はどうですか?安売りすればすべてのお客さんが喜んでくれると思っていませんか?それから、いつも通ってくれているお馴染みさんが損した気分になるような、フリーペーパーの安売りクーポンをやっていませんか?
安心できる気持ちのいいお店づくりをしましょうね〜!
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