私は年間約100回のセミナーを行なっていて、中でもリクエストの多いPOPセミナーは、これまでに何百回行なったかわからないほどです。でも、飽きたりマンネリ化することは一度もなくて、毎回真新しい気持ちで全力で伝えています。

それは、伝えるのに飽きたり、マンネリ化している人の言葉って、耳にも頭にも心にもまったく入ってこないことを、日常生活のある場面を通じて実感しているからです。

 

例えば、ホテルのフロントでのチェックイン時に、フロントの人が「毎度お決まりの流れ作業」のように、施設や設備の案内や注意事項などを言っても全然耳に入ってこないことが結構多いんです。

 

例えば、小売店のレジの人が、会計の最後に毎度お決まりの流れ作業のように発した「ありがとうございました」と言っても、その言葉について何の感情も湧いてきません。

 

嬉しいことにたくさんの方にご満足いただけている私のセミナーも、慣れきって流れ作業になった途端に、きっと退屈だし伝わらないものになってしまうでしょう。

 

そんなこんなで、昨日のブログでも紹介した、初めて「セミナー」という場で自分の販促の取り組みを伝えた健ちゃん。

一生懸命伝える健ちゃんの言葉や想いの一つ一つを、その場にいるみんなが心で受け止めていました。大事なのは、上手さやテクニックじゃなくて、全力で伝えようとする姿勢ですね!