苦手なニオイってありますか?私はタバコと、一部の香水・シャンプー・柔軟剤のニオイが苦手で、しばらく嗅ぎ続けると具合が悪くなるものもあります。
窓の向こうからただよってくる、近所の洗濯物の柔軟剤のニオイ。
すれ違う人のシャンプーのニオイ。
香り付き石鹸で手を洗った人のニオイ。
私たちは、毎日いろんなニオイに囲まれています。
このブログでも度々紹介してきましたが、「香害(化学物質過敏症)」が原因で、わずかな化学物質で何日間も寝込むほど具合が悪くなってしまうため、仕事どころか、当たり前の日常生活も送れない人がたくさんいるんです。
これは遠いどこかの誰かの話ではなくて、花粉症と同様、許容量をオーバーすれば、私たち誰もが発症し得る怖い病気です。
下のシャボン玉石けんのサイトをまだ見たことがない方は、絶対に見てみてください!
シャボン玉石けんのWebサイト
刺激をもらいまくっている友人、「お菓子のふじい」藤井さんは、ご主人の化学物質過敏症に負けることなく、化学物質過敏症で苦しむ全国の人たち(「カナリア」と呼びます)に働ける場を提供するため、莫大な費用をかけて、新工場を建てています。
実は、「たのしごと」をしてくれているある女性も、化学物質過敏症が悪化したことで、あんなに夢を持って頑張っていた自分のお店を続けていくことができなくなってしまいました。
そんな彼女も先日北海道へ移住し、藤井さんの工場で働くことになりました。遠く離れた地、北海道倶知安の新工場で「3年ぶりに日中マスクを外せた!」と喜んだというSNSの投稿をみて、涙が出ました。彼女の新しい夢と挑戦を、私は全力で応援します!!
自分や家族、身のまわりの人、それからすでに発症してしまっている人を守る、誰でもできる行動は、「不要なニオイをやめる」ことだと思っています。
そこまで関係性が深い相手でないと、「ニオイがキツイので控えてもらえますか?」なんて言いづらいので、こうしてブログやSNSで時々発信することも大事な一歩だと思います。
もしカナリアのために、さらに何かできることはないか?と思っていただけたら、ぜひ、藤井さんが行なっている「カナリアッププロジェクト」へのクラウドファンディングにご協力ください。
支援の手続きはとても簡単です!
もっともっと、理解が広まりますように。過去記事もぜひご覧ください。