「私、病気かも・・」そんな1週間ほどの心配事が、無事解消しました。
ことの発端はこちら。先日の人間ドックの記事で「要精密検査」の箇所があったとお伝えしましたが、それが下の甲状腺のTSH値。オプションで申し込んで検査してもらった項目です。
普通であれば0.610〜4.230なのに、私の数値は0.003という桁違いに低い数値…。え、なんかヤバそうじゃん!?
結果報告書の解説によると、この「TSH」が低い場合は「甲状腺機能亢進症」が考えられるらしい。聞き慣れない病名ですが、「バセドウ病」という別名を聞いたとき、「あ、聞いたことがある」と思いました。
先生からはこんな自覚症状がないか聞かれたんですが、最近の自分に重なるものが多いと感じました。
・食欲モリモリ
・食べてるのに痩せる
・喉乾く
・汗の量が多い
・動機や息切れがする
・お通じがよくなりすぎる
・気分がハイになる
ーー思い返せば、母からも夫からも食事量をよく指摘されていました。食べても食べても食べてもすぐにお腹が空いて、我慢するのが本当に大変な毎日。
あまりにお腹が空くので、もずく・昆布・ところてん・こんにゃくなどローカロリー食品を常備していました。
睡眠時は何度も目が覚めるし、朝は常にアラームよりも2時間前に目覚め、ここしばらくショートスリーパー気味だったし、ジムでもシャワーを頭から浴びたレベルの汗をかいて「すごい汗!代謝がいいんだね」と声をかけてもらうことも。
まるで蛇口を捻ったように、額から汗がどんどん吹き出してきて、明らかにまわりの人の10倍(大袈裟ではなく)の汗をかいて顔も真っ赤だから、変だなとは思っていました。
朝からシモトークですみません。ウンログを毎日つけているんですが、しばらくの間、食べ物や生活習慣に変わった点はないのに、ずっとお腹を下しているのも気がかりでした。
だから、人間ドックで病気の可能性を知ったとき、ショックというよりも、なぜか「納得」という気持ちが先にきました。
ただ、精密検査結果待ちの1週間、ネットで情報を調べれば調べるほど、生活や仕事がかわるかもしれない、自分の見た目が変わるかもしれない、という不安がどんどん膨らんでいきました。
そうなると気分は沈んでいって、「あぁ自分は病気なんだ」って気持ちに傾きそうになるけど、「いやいや、まだわからないし」と気楽に考えてみたり、そんな揺ら揺らした気持ちで過ごしていました。
ジムでは「あぁ、ここに通えなくなっちゃったらどうしよう。せっかく素敵な居場所と習慣を見つけることができたのに…」と考え、涙ぐみながら運動していました。
当日は、どんな結果であれ、受け入れよう。病気のこともブログで発信したら、誰かの役に立つかも・・。そう覚悟を決めて、先日検査結果を聞きに行きました。椅子に座った瞬間に、先生から「異常なしですね」と言われ・・
は?
え??
嘘でしょ!?
ちょっと待って!あの異常なまでの食欲は病気によるものじゃないの? しかも、あの滝のような汗はただの汗っかきだっただけ!? 結果は心から嬉しいけど、平常時であの食欲の自分に危機感を抱きました。
「もうこれ以上は何も検査する必要はありません」と先生。TSH値が異常なのに他の数値は正常で、結果的に「異常なし」という人は稀にいるらしいのですが、そう言われてもなんだかスッキリしません。
自分の微細な変化にも気づけるように、iPhoneとApple Watchで睡眠や食事、健康状態のログは引き続き残し続けていこうと思いました。
結果を聞いて安心できたためか、この日は珍しいほどに爆睡しました。
まあ、よかったことと言えば、これまでまったく知らなかったバセドウ病についての知識が若干ですがついたこと。健康の尊さを思い知って感謝し、健康意識が高まったこと。こうしてブログで発信すれば、もしかしたら誰かのお役に立てるかもしれません。
バセドウ病の症状に当てはまる方(バセドウとは逆の症状が出る「橋本病」というものもあるそうです。)、気になることがある方は、ぜひ「内分泌科(代謝内科)」で検査してみてくださいね。
というか、何もなくても人間ドック行ってくださいね!健康第一でお願いします!