自宅から通えるという理由で入学した高校。担任は3年間同じオヤジ先生で、親しみを込めて「ヒロシ」と呼んでいました。今考えると先生呼び捨てって・・(汗)
まぁ、色々と問題のある子だったので、ヒロシはほぼ毎日「おい、ますざわぁ〜!」と怒っていた記憶が・・。そして私を怒るヒロシのモノマネをマスターしていた私・・・。ほんと、どうしようもない生徒でした(反省)
そんな怒りんぼヒロシは、入学当時からお便りを書いてくれていました。たしか、ホームルーム(朝礼)の時間に配られたっけ。
文字がめちゃくちゃキレイだし、今見てもすごいクオリティ!「こんなおやじになりたい」と、ジェフ・ベックを紹介するヒロシに「ウケる〜」とか言ってごめんなさい(反省)
勉強は嫌いだったけど、ヒロシの英語の授業は大好きでした!冒頭で洋楽を流して、出てきた英語を勉強するところからヒロシの授業は始まります。授業を面白くするか嫌いにするかは、先生のアイデア次第だなって、この時知りました。あの時流してくれた曲は今でも全部覚えてます♪
「タバコはダメ!喫煙したら即停学だからな!」ではなく、どうしてタバコがダメなのか、ちゃんと伝えてくれたヒロシ。やんちゃな高校だったけど、そんな生徒たちの目線で、問題を真剣に伝えてくれていたんだよなぁ。
一方、私は英語以外の授業はノートを取るフリして、ひたすら落書きタイム。前で話す先生の似顔絵を描いては、友達を笑わせるのが生きがいでした。
そんな私を一応は怒りつつも、落書き帳を職員室に持っていき、次の日のお便りに愉快に掲載してくれたヒロシ。
テストの成績しか目を向けないんじゃなくて、あの頃から、私の良いところをちゃんと見て、伸ばしていてくれたんだ。
私の力作を「こんなの描いてて授業の方は大丈夫かなと心配になってしまうほど・・」と紹介してくれています。ちなみに、成績トップクラスで華麗に入学したものの、3年の頃には後ろから数えた方が早いくらいになっていました・・・(反省)
怒っているヒロシのイラストが得意で、ノートのあちこちに描いたなぁ〜。
気を遣って描いてあげたヒロシ♡
相手のことを想って、相手に役立つ情報を伝えて、自分らしさも出して、語りかけるような手書きのお手紙。・・・あれ!?これってまさに今私がやっている「お客さまが会いに来てくれる!お手紙セミナー」でお伝えしていることのすべてが詰まってる!
そうか、私の師匠はヒロシだったんだ!
ヒロシは3年間でたくさんの大切なことを教えてくれました。あの時は、そのすべてには気づけなかったけど、ようやく今になってヒロシの想いが理解できてきました。きっとこの先もヒロシを思い出すたびに、いろんな気づきがあるんだろうな。
最高の先生に出逢えた私はなんて幸せなんだろう!先生、いつまでもお元気でいてください!そして・・・10年以上お会いしていないけれど、会いたいなぁ♡