おかげさまで、『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』は現在30刷、43,000部の発行となっています。
手書きPOPに可能性を感じて「魅力を伝えたい!」と考えている人がたくさんいるということですね!
今日のブログは、POPの必要性を考えさせられた「サービスエリアでのあるエピソード」を紹介したいと思います。
とあるお菓子メーカーの社長さんから、サービスエリアで販売している商品の販促について相談を受け、さっそく実際の売り場を見に行くことに。
お客さんのリアルな行動を知りたかったので、15分間だけ社長と一緒に売り場の影から観察スタート。
通りすがりに振り返ってずーーーっと商品に視線をやりながら通り過ぎていく男性。
立ち止まって商品手に取り、箱の正面、横、裏までじっくり見て、売り場に戻す男性。
一度手に取ったものの売り場に戻し、再び売り場に戻ってきて手に取って戻し、三度手に取り売り場に戻した女性。
わずか15分の間に、様々なお客さんのリアルな行動を目にすることができました。
さて、3名のお客さんは何を探していたと思いますか? 私は、「最後のひと押し」だと考えています。
特に、2、3人目のお客さんは「気になって、気になって、ほぼ買いたい状態」です。で、パッケージをぐるりと見ても、残念ながら「最後のひと押し」がなかった…。
そう、お土産品のパッケージの大体はオシャレ感だとか雰囲気がメインで、買いたくなる理由だとか、それこそ最後のひと押しがありません。
もしパッケージに最後のひと押しがあったら結果は違っていたと思うし、パッケージが伝わらないのなら、手書きPOPがあって、商品の魅力や買う理由があったら、あの場で商品は買い物カゴの中に入れられていたと思っています。
そんなことを伝えると、社長はハッとした表情で「必要ですね!POP!」と決心してくれました。
印象深かったサービスエリアでのエピソードは、今日も至る所でリアルに起きていること!最後のひと押しを、ぜひ!
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