POPって販促の入門編みたい。こんなことをよく思います。
あの小さな用紙に、お客さまの心を掴む一言を詰め込んで、目に付く場所に設置して、比較的短時間で反応が出やすい。
限られたスペースに、ズドンと胸に響く言葉を入れるためには、お客さまの気持ちになって考える力や、キャッチコピーを生み出す力、商品の魅力を見つける力など、販促に欠かせない力を身につける必要があります。
白い紙にただ文字を書くだけでは目立たないので、次は目立たせるための工夫をします。ただ目立たせるだけでなく、お店や商品、世界観との調和も考えなければなりません。
そして、お客さま目線になったり、様々なシチュエーションを思い浮かべながら、最適な設置場所を選びます。
売り場に設置できたら、いよいよ効果チェックです。お客さまはどんな反応をしてくれているのだろう?売上げにどれだけの変化が起こっただろう?行なった販促に対する結果に興味を持つようになります。
そして最後は改善です。結果が良ければ継続したり、他の販促物に応用したり。結果が出なかったら何がダメだったのか、考えながら進化させていきます。
POPってあんなに小さいのに、奥が深いんですよね。あの小さいスペースでお客さまの心を掴むことができれば、伝える面積が大きくなったチラシやメニュー表なども、効果が出るものがつくれるようになります。
販促の基本が詰まったものだから、お店や会社の新入社員研修でPOPマスターになるってのも良いかも知れませんね!商品を売るだけでなく、販促力を磨けるPOP!みなさんのお店でも取り入れていってくださいね!