「POPや文字の大きさはどのくらいがいいの?」
POPセミナーの時によくいただく質問です。お客さんにとって「見やすいサイズ」がいいんですが、それは売場によって違います。
例えば、冷蔵庫や洗濯機などの大型の商品に小さなPOPを貼っても、気付いてもらえません。
逆に、小さな雑貨が並んでいるお店に、巨大なPOPが貼ってあったら、肝心な商品を隠してしまうため、買い物がしづらくなってしまいます。
それから、お客さんの年齢層も考慮した方がいいですね。年配向けなら文字を大きくした方が読みやすいと感じてもらえるでしょう。
売場の高さによっても変わります。
目線の位置なら読みやすいのですが、下や上に顔を向けなければならなければ、文字が小さいと読みづらいので、大きめに書いた方が親切ですね。
でも、そもそも、目線は商品を追いかけているので、売場の上などに付けられたPOPは、視界の外にはみ出してしまい、気付かれないことが多いので注意しましょう!
基本は、「お客さんはPOPを見るために来店するわけでも、POPを見つけたら興味津々で読みたいわけでもない」ということです。
お客さんは買い物をするために来店してくれていて、その中で、いかに目にとまって、読みたくなるPOPにするか?ということを前提に考えることが重要です。