タダなのが当たり前のようになっている見積もり。でも、ボタン一つで見積もりが出せるわけでもなく、時間と労力がかかっているんですよね。印刷して郵送までしたら、お金だってかかります。
現地に赴いて採寸や現状確認、お客さんへのヒアリングなどを行い、しっかり時間をかけて見積もりを出している、そんな真面目なお店もあります。・・・そこまでしたのに、結果他のお店に流れてしまって、悲しい想いをしている方も多いんですよね。
昔、印刷会社時代に、先輩があるお店に提案したチラシ案を、そのまま別の印刷会社で制作されたことあったなぁ・・。先輩、深夜まで残業して一生懸命考えて提出したのに。折り込みチラシを見て愕然としました。
「普通、それはしないでしょ?」って、腹を立てて、呆れて、相手の非常識に苦笑いして、それで済めばいいかもしれません。でも、同様の問題を繰り返さないための「対処」が必要です。
その方法は簡単で、「無料」を止めればいいだけです。
でも、「これは有料です」といっても、お客さんが「えーー!普通は無料でしょ!?」と反発してしまいますね。そこで、なぜ有料なのか、その理由を伝えることが重要です。
見積もり依頼をもらって、見積もりを提出するまでに、どんな工程があるのかをお客さんに伝えましょう。文字で長々書いても見てもらえないので、「お客さんの相談にのる様子」「現地に赴き採寸する様子」など、工程ごとの写真を入れるんです。
仕上げに、これだけの工程を踏まなければ、どんなリスクがあるのかも伝えましょう。こうすることで、「本気のお客さん」からの問い合わせも増えるはず!
タダ地獄から脱出する方法は、決して難しくありません。ちゃんと説明して有料にすることで、「こんなことまでやってくれるんだ!親切なお店だな」と価値もアップします。悩んでいるお店はぜひチャレンジしてみてくださいね♪
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