以前、あるスーパーで「モーカ」というサメの売り場に「骨がないから食べやすい!」とおばあちゃんのイラストとともに書かれていて、なるほどなぁ〜と感心しました。

 

販促はこうやって「商品の特徴によって、誰にどんないいことがあるのか」を伝えることが大事ですね。

でも、それには想像力が必要です。想像力が豊かでないと、その商品を使っているシチュエーションが見えてきません。

 

よく、想像力の貧富の差は生まれ持ったもののように考える人がいますが、私は、そんなことはないと思っています。

 

例えば、想像力を使わずに「この化粧水には〇〇が配合されているんです」と、ありのままの商品の特徴を伝えようとする人がいますが、これではお客さんにとっては「よくわからない」伝え方ですね。

 

そこで、そのセリフをお客さんに伝えたときのリアクションを想像します。こんな感じです。

 

お客さん「〇〇が配合されていたら、何がどういいの?」

 

スタッフ「皮脂の量をコントロールしてくれるので、化粧崩れしにくいんです」

 

このように、一旦お客さんのリアクションを想像して、それに対する答えをPOPやチラシの販促物で伝えてみると、わかりやすくなります。

これをさらに具体的にイメージできるようにするためには、「お客さんの声」も一緒に伝えるといいですね。

 

スタッフ「朝にお化粧をしたら、夜までお化粧直ししなくてよくなった!と実際に使われたお客さまから喜ばれているんです!」

 

という感じで、自分自身やお客さんの体験談を織り交ぜてみると、商品のよさがかなり具体的に伝わるようになりますね。

 

機能や成分、製法など、専門知識をお客さんに伝えても、お客さんはプロではないのでわかりません。お客さんに伝わるように、具体的な生活に落とし込んで伝えるようにしてみましょう。

そうそう、もうスーパーの売り場には私の大好物が並んでいました!いよいよスイカの季節がやってきましたね〜♪

 

スイカってどうしてあんなに美味しいのだろう。思う存分味わえる今の時期に、後悔しないようにた〜ぷり食べ尽くしたいと思います!