「お客さんに〝欲しい〟と思ってもらえる魅力的な言葉なんてまったくわからない!」という方が時々います。「自分は売り手であって、お客さんではないから、お客さん目線になんてなれないよ」という方も。
そんな時、私は次のような質問をするようにしています。
「最近、思わず買っちゃったものは何ですか?どうしてそれを買ったんですか?」そうすると、〝欲しい理由〟が見えてきます。
先日もこの質問をしたら、テーブルの上のペットボトルのお茶を指差して、「パッケージに書いてある〝贅沢〟っていう文字が気になって思わず買っちゃったの!」と教えてくれました。
そうしたら、「贅沢」というキーワードが魅力的ということだから、キャッチコピーに入れてみるといいですね。
たまには贅沢したい!そんなあなたへ
今日は頑張ったんだもの!プチ贅沢したっていいじゃない
お値段はちょっと高めですが、地元野菜たっぷりの贅沢なスープです
北海道の農家さんから直接仕入れた滅多に出まわらないチーズを贅沢に使いました
こんな感じで、「贅沢」という言葉だけで、いくつも言葉が浮かんでいますね。
私たちは、ほぼ毎日のように物を買っています。気になったことはスマホ検索して、おもしろそうな情報や役立ちそうなサイトがあれば記事を読んでいます。
私たちは売り手ですが、それと同時にお客さんでもあります。だから、「お客さんの気持ちがわからない」なんてことはないんです。
だから、常に自分が買い物をする立場のときにたくさんお客さんの気持ちを味わって、売り手になったときにそこでの気づきを生かしてくださいね。
短時間帰省したら蚊に刺されました。どこへ行っても暑さで蚊がいなかったのに、さすが信州。この夏初めての虫刺されに、なんだかちょっと嬉しいような悔しいような、複雑な気持ちにさせられました。