人生初の人間ドックに行ってきました。
まず、最初の採血で見事に気絶して、意識が戻ったときには、数人の看護師さんに担がれてベッドに寝かせてもらっている最中でした。
そして、胃カメラでは激しい苦痛に足をバタバタして抵抗していたら先生に怒られました。涙
しかも初胃カメラだと伝えていたのに、最後の方で「あごを思いっきり引かないとダメだよ!自分で苦しくしているんだよ!あなた喉に何か詰まって辛いときに顎をあげないでしょ?」と冷たく淡々と言われ・・・
いやいや、それ最初に言っていただけますかねぇ・・・と言い返したいのに言えない悔しさと怒りと悲しみと辛さで号泣しながら、足だけバタバタ抵抗して耐え抜きました。
経験者から「辛いのは最初と最後だけだよ」と聞いていたんですが、一切そんなことはなく、最初から最後まで見事にずーーーっと辛かったです。。涙
朝一番、元気に明るく人間ドックに来たのに、終盤には身も心もボロボロになって、涙で化粧もボロボロ。このまま病んでしまうかと思いました。
そんな人生最大級の辛い思いをしたのに、私の涙と鼻水と唾液の結晶、胃の中の写真を使った説明では、胃カメラ担当医に早口で専門用語を並べられ、何を言っているかさっぱりだったので、納得がいかず、
「それはどういう意味ですか?」「ここが通常の人よりも開いていると、どんな影響があるんですか?」「それはどうやったら治すことができるんですか?」とわかるまで質問しまくりました。
だって、それを知るための人間ドックですもの!納得するまで聞かなくちゃ!と開き直っていました。
それでも「どうしてもっとわかりやすく、親身に伝えてくれないんだろう?」という気持ちでガックリ肩を落としました。
まわりにも、だんだん弱っていく他の人間ドック参加者たちの姿が。さっきまで隣で普通に待っていた女性は胃カメラに完全にやられて車椅子に乗っているし。。
そして最後の最後、結果を伝えてくれる看護師さんとの面談では、気を失ったことを心配してもらえ、「私もね、手をちょっと切っただけで気絶したことがあるから気持ちよくわかるの!怖かったよね!今度から寝て採血すれば大丈夫だからね!」と言って、病院のパソコン上にある私のデータにその旨を入れてくれました。
「て、天使!」初めて同じ目線で伝えてくれる、優しいお姉さんに涙が出ました。最後の最後で、心を開き合ってお話できる方がいてくれて、荒んだ心が癒されて、一気に安心できました。
この辛さも、寄り添う気持ち一つで、こんなにも受け手の印象が変わるものか、と勉強になりました。
さあ、肝心の結果ですが、現段階で異常なし。しかし、胃カメラに「一年以内に再検査」の文字が。。。撃沈。