北海道の友人で、北海道倶知安(くっちゃん)で人気のお菓子屋さん「お菓子のふじい」の社長の藤井千晶さんは、ご主人の「化学物質過敏症」という病気発症をきっかけに、「カナリアップ」を立ち上げました。
日本ではまだまだ理解や認知されていない「化学物質過敏症」を、多くの人に知ってもらうことがカナリアップの目的です。以前詳しくブログで紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
先日、クラウドファンディングのリターンとして、カナリアップグッズが届きました!ふじいさん、ありがとうございます!
もう、一つ一つからふじいさんの想いや、これまで「お菓子のふじい」を通じて培ってきた「伝える」要素がいっぱい詰め込まれていて、すごく胸が熱くなりました。
身につけたくなるグッズのデザイン性や、誰でもとっつきやすく理解しやすい、やさしい内容のパンフレット。本当にすごい。
ふじいさん倒れちゃうんじゃないか?ってくらい忙しい日々の中で、どんどん形にしていく強さ。涙を笑いに変える強さ。本当にすごすぎる!
バッジ&キーホルダーは、自分自身が化学物質過敏症であることを伝えるものと、病気を理解してサポートする人の2種類あります。さっそくバッグに装着完了!
化学物質過敏症は花粉症のように、化学物質を耐え切れる器のサイズが違うだけで、取り込んだ物質が器から溢れてしまえば誰でもなりうる病気です。
しかも、重症化すると印刷物や新聞、油性ペンでも体調を崩し、さらには電子レンジやパソコンなどでも影響がある「電磁波過敏症」も併発してしまうそうです。もはや完全に日常生活ができない状態ですね。
そして、恐ろしいことに、適切な診察ができる医師が限られているため、不安神経症やうつ病、ヒステリー、更年期障害、自律神経失調症などと間違えられてしまうため、周囲から理解されない上、最善の対策が取れない方も。
先日、テレビ朝日の「テレメンタリー」の「カナリアたちの叫び」でふじいさんやご主人が登場する番組が放送されたばかりですが、国の調査が進んでいないこと、理解のなさ、対策のなさに悲しくなりました。
企業も、「今だけ儲かる、今だけ喜ばれる選択」ではなく、「永く愛され信頼され続ける選択」をして欲しい。私たちは「いつか自分の身に起こってから」ではなく、「今」考えて行動しましょう。だから、まずは知って、理解しましょう!
「カナリアップ」ウェブサイト
化学物質過敏症のことが60秒でわかります。
「お菓子のふじい」ブログ
ふじいさんの想いが詰まっています。
シャボン玉石けんの香害紹介ページ
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