「売上アップのためにどうしたらいい?」そんなご相談をいただいた和菓子会社の社長と一緒に、サービスエリアのお土産売り場で、お客さんの行動をこっそり見ていたところ・・・

ずーーっと振り返って見つめたまま通り過ぎてしまうお客さん。

 

お土産を手に取って、表も横も裏までじっくり見て、そのまま売り場に戻してしまうお客さん。

 

一度手に取ったのに売り場に戻し、売り場を一周まわって再び手に取り戻し、さらに一周まわって手に取ったのに結局売り場に戻して帰ってしまったお客さん。

 

10分も経たない間にさまざまな「惜しい場面」を目にしました。

 

現場なリアルな様子を目の当たりにし、社長は思わず苦笑い。

 

あそこに一枚、商品の魅力を伝えるPOPが付いていたら、結果は変わっていただろうな…。社長がつぶやきました。

 

時間とお金をかけてつくった、売り場上に設置したパネルに注目したお客さんがいなかったことも、現場で知ったことでした。

 

現在、私が唯一POPづくりのお手伝いをさせてもらっている源泉舘さんと不老閣さんでは、お客さんがお買い物をするお土産コーナーの前にあるテーブルでPOPを書いています。

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めっちゃ散らかしてすみません…笑

 

そうすると、お客さんが声をかけてくれて会話ができたり、お客さんが売り場でどんなPOPに注目して反応してくれているのか、それがよくわかるんです。

 

現場には答えがあります。特に社長さんやマネージャーさんは10分でもいいから、現場のお客さんの様子を見つめてみてください!何が必要か、きっと見えてくるはずです!