今日から令和が始まりましたね。なんだか気持ちがピシッと引き締まっています。

 

そんな記念すべき今日のブログでは、「セミナーに込めた想い」を伝えたいと思います。

 

スーパー、道の駅、でんき屋さん、パン屋さん、動物病院、歯科医院、学習塾、ホテル旅館などなど、日頃から様々な業種の方々にセミナーのご依頼をいただきます。

特に私がこだわっているのが、「その業種だけの事例に限定しないこと」です。

 

もちろん毎回スライドを編集して、その業種に沿った事例や考え方のヒントなどを紹介しているのですが、あえて「別業種の事例」も交えています。

 

「うちの業界の話だけ聞きたい!」と思うかもしれません。実際、そのようなリクエストをいただいたことも過去数回ありましたが、以下に紹介する、私の「3つの想い」を伝えると、主催者さんも共感して納得してくださっています。

 

1.「お客さんの視点」で感じ取って欲しい

同業種の事例を見ても、お客さんの気持ちはわかりません。

 

そして、同業種の事例を見ると、どうしてもそこから「売るため」のヒントを探そうとしてしまいます。売ろうとして行なう販促は、だいたい「押し売り感」のあるものになってしまい、効果が薄くなってしまいます。

 

私は、売るためのヒントではなく、「こう言われると欲しくなっちゃうよね〜」というお客さんの立場で気づきを得て、自分の商売にも活かして欲しいので、客観的立場で感じ取りやすい他業種の事例を大切にしています。

販促は「頭」じゃなくて「心」で考えることが大事です。

 

 

2.あらゆるお店からヒントを得られるようになって欲しい

同じ業種の話だけでは、どうしても思考が偏ってしまったり、固定観念に囚われてしまいます。例えば、「〇〇は高級品だから、このように販売しなければならない」などなど。

 

でも、それが意外とそうでなかったりするんですが、固定観念をポイっと投げるのはなかなか難しいんですよね。

 

そこで、セミナーではこうした「業界の常識」から一歩外へ出て考えられるように、様々な業種の販促に触れられる機会をつくっています。

 

3.自給自足の販促ができるようになって欲しい

これこそ私が一番大事にしているものです。

 

「キャッチコピーの参考書やマーケティングの本を読まないとPOPが書けない、チラシが作れない」それでは永遠に誰かに答えを求め続けなければなりません。

 

そして、このパターンから抜け出せないと、「正解」を書籍やセミナーに求めて自信をどんどん失って、自分で考えて行動できないようになってしまいます。そうならないために、セミナーでは、視野の広げ方や気づきのコツも紹介しています。

 

私たちの普段の生活の中に、驚くほどたくさんの販促のヒントが溢れていることに気づけ、それを自分のお店の販促に活かせるようになって欲しいんです。私はこれを「自給自足の販促」と名付けて、大事にしています。

 

 

また、実際に私がアドバイスをさせていただく場面でポンポンと出てくるアイデアは、まったく別業種で得た知識や経験、気づきが源となっている場合が9割です。同じ世界だけ見ているよりも、もっともっと広い視野で世の中を見ることが大事だと考えています!

 

セミナー後には、「昨日スーパーに行ったら〇〇という言葉に買ってしまった!欲しくなる一言ってこういうことなんですね」とか、「セミナーの帰り道に見た店頭看板や駅のポスターでも気づきがいっぱいで、メモしながら帰りました!」といった嬉しいメールをたくさんいただいています!

このような理由から、「自分たちの業界の専門家に自分たちの業界に特化した販促のみを教わりたい!」という方には私は不向きですが、お客さんの気持ちになって販促を行なう方法を身につけたり、視野を広げて販促力をつけたい方には、全力でお応えします!

 

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