仕事を頑張ったご褒美に、大好きな場所へ行ってきました。毎度おなじみの、甲府の堤さんです!
この道50年の寿司職人のご主人とは、毎回熱すぎる仕事の話で盛り上がってしまいます。
今回は「ゴールなんてない」という話題でした。「今は60代だけど、70になったらもっと旨い寿司を握れるようになりたい。今が完璧なんて思ったことがない」
「ここ最近、なんだかシャリが尖っているような感じがしてね、試しに砂糖を5グラムだけ足して握って食べたら、これだ!と思ったんだよ!」
「寿司も米も野菜だってみんな自然のものだから、毎回同じなんてことはない。ちょっとずつ変化していくから、同じやり方をしていたら旨い寿司なんて握れない!ゴールを作らず進化していかなきゃ!」
わずか5グラム分の変化も見逃さず、常に今できる最大限のお寿司をお客さんに提供しようとするご主人の姿勢に、感動の涙が出ちゃいました。
そんなご主人の握るお寿司が食べられるなんて、幸せだなぁ。そして、私もご主人のように、この先何十年経っても謙虚で真面目な心で仕事をしていきたいなぁ。
ということで、途中から写真も撮り忘れてたらふく食べてしまいました。利尻のウニ・・・濃厚で甘くて美味しくて、幸せの塊だった。。
今回のねっとり熟成したマグロ赤身は過去最高の美味しさだったなぁ!穴子もギリギリセーフで食べ納めできました。来シーズンよ、早く来い!
さて、また仕事頑張って、ご褒美に美味しいお寿司食べるぞーー!