私の仕事はほぼメールでご依頼いただいて、その後のやり取りもほとんどメールで完結。

会社員時代は、毎日何件も打ち合わせが詰まっていたので、それを考えると直接会っての打ち合わせは今ではほとんどないし、仕事の電話もほぼ鳴りません。

 

先日、長年親しくさせていただいている方と久しぶりにお会いした際、ずーーっと電話が鳴りっぱなしでした。

 

社長さんだし忙しそうだなと思ったんですが、後日再びお会いした時にもすぐに電話が。よくよく思い返してみると、そういえば昔から電話が頻繁でした。

最近おばさんパワーが身について、オブラートをどこかに忘れてきてしまった私は、「もしこれがお客さんだったら、せっかく会えているのに電話ばかりして寂しいなぁと感じるし、大事にされていないと感じますよ!」と伝えました。

 

話を伺うと、ほとんどがお客さんからのお問い合わせで、仕方のないことらしいです。しつこい私は、仕方がないで済ませられません。

 

そこで話題は「電話でのお問い合わせ件数を少なくする仕組みづくり」に。

 

これはPOPセミナーで毎回お伝えするんですが、「別々のお客さんから2回同じ質問をされたら、それは多くの人がわからないと感じていることだから、質問の答えをPOPに書きましょう!」という話が、まさに今回の解決策だと思いました。

この小売店ではウェブサイトもブログもリニューアルして放置状態。お店にPOPもなく、商品名と値段以外の情報がほとんどありません。

 

なので、商品説明は社長やスタッフさんがお客さんに直接口頭で伝えるのみ。これでは、わからないことは直接電話するしかありません。

 

「わからないことは、ブログ内検索すれば関連記事がすぐに見つかって、解決策が書かれている」というくらいブログ記事を蓄積すれば、昨日のブログで紹介した明和産業さんのように、ブログ内で問題解決してくれます。

お問い合わせ電話が来ないから購入につながらないんじゃないか?という心配はありません。

 

むしろその逆で、ブログ内で問題解決するくらいしっかり記事(知識)を発信し続けて、蓄積している人やお店には「信頼」が生まれるし、わからないことだらけで毎回電話をしなければ解決しないお店は「不安」とか「不親切」と感じるのではないでしょうか。

 

どちらで買い物をしたいか、友達に紹介したいか、考えるまでもありません。お問い合わせが多いということは「情報不足」が原因かも。伝えましょう!

 

そして、時間(=命)を使って一緒にいられる相手を大切にしたい!改めてそんなことを考えました。