昨日は、鳥取県の「米子ファッションビジネス学園」の学生さん向けに、販促の授業をさせていただきました!
手軽に実践できるのに「伝える」の基本が凝縮した販促物、「POP」の書き方を伝えました。
みんな一生懸命に、そして楽しみながら、ワークに取り組んでくれました!
私がPOPを初めてつくったのは、彼らと同じ高校生の頃でした。
アルバイト先のホームセンターで「エアープランツ」という植物が新しく入荷してきて、ただ大量に並んでいるのを見て、売り方を変えればもっと売れそうだな、と思ったことが始まりでした。
ただ並んでいると、寂しげな植物ですが、魅せようによってはオシャレな植物に変身すると思ったんです。そこで、POPというものを作ろうと思い、社員さんに相談してみたら、チェーンストアだから独自の販促物をつくることは難しいかも…という反応。
それじゃつまらないので、バイトが終わったあと自宅でこっそりPOPをつくって、こっそり売り場に貼って、売り場も勝手に並べ替えてみました。笑
サービスカウンター担当だったのをいいことに、POSデータから商品の売れ数をチェックしてみたら、POP設置後めちゃくちゃ売り上げが上がっているではありませんか!
結局誰にも気づかれず、怒られることもなく、一人でひっそりとたのしごとをしていたのですが、あの時にPOPづくりや販促の基本を知ることができたなら、もっともっとバイトが楽しくなっていたに違いありません!
商品の価値を伝えるだけでなく、自分自身の価値を伝える場や履歴書にも使えるし、今回の授業が彼らの今後に役に立ったら嬉しいな!