最近、自宅からでも富士山がクッキリ綺麗に見える日が多く、それだけで嬉しい気持ちになります!
ちょっと前の写真ですが、こちらは山中湖村からの富士山。超ド迫力〜!!
ギザギザになっている登山道も、肉眼で確認できるくらいのクッキリ度!!
この日は山中湖パノラマ台までテクテク歩いて、富士山を拝みました。
さらに上の三国峠まで登って撮影。ずっと眺めていられるくらい、本当に素晴らしい景色でした。
実家の信州で暮らしていた子どもの頃、遠くに見える小さな富士山を眺めていたし、山梨に住む今も毎日富士山を見ては「今日も綺麗だな〜」とか「雪が少ないな〜」とじっくり観察。
飛行機や新幹線、特急ふじかわに乗っても富士山に目を奪われ、毎回写真を撮ってしまいます。
山梨の会社に勤めた20代前半の頃、社長に「増澤、富士山に登るぞ!」と言われ、拒否しようと思ったけど、せっかく山梨に住んでいるし登ってみるか!とチャレンジしました。
前夜は緊張してほぼ眠れず、昼過ぎか夕方から登り始めたんだっけ?睡眠不足と疲労で高山病にかかり、顔面真っ青でガタガタ震えながら8合目でご来光を拝んだ苦い思い出があります。
メンバーが感動していた雲海からのご来光。しかし、私は込み上げる吐き気と頭痛、息が苦しいのに酸素が吸えない恐怖で、正直ご来光どころではありませんでした。
「今酸素不足で倒れても、救急車が来ないし酸素は吸えない…生きなきゃ。前に進まなくちゃ。」と繰り返し繰り返しずーっと考えていました。
なんとか根性で山頂まで登りきり、酸素が早く吸いたくて、下山は猛ダッシュ!標高3776mの富士山は想像以上に過酷でした。
「みたまの湯」という温泉で疲れた体を癒しながら、生きて戻れたことに心から安堵しました。
そんなツライ富士登山を経験しているのが悔しいので、いろんな山に登って十分に体を鍛えてから、また何年か先に再びチャレンジして、今度こそしっかり富士山を味わいたいです!