すごはんが10年を迎えられた報告に、諏訪大社・下社へ行ってきました。
気のせいかもしれませんが、見慣れた狛犬の表情が笑っているように見えました。そんな風に思ったことは今までなかったので、なんだか一緒に喜んでくれているようで嬉しくなりました♪
ところで、先日のブルーベリーのお手伝いの最中に、興味深いお話を伺いました。
下の写真のブルーベリーの表面に白い粉?のようなものが覆っているのがわかりますでしょうか?
手で擦ると白い粉のようなものは取れて、濃紺の表面が顔を出すんですが、この粉は一体何者なのでしょう!?
農家さんが道の駅で穫れたての新鮮なブルーベリーを売り場に並べていると、「この表面についているのは農薬ですか?」と聞かれてショックを受けたそうです。
この白い粉の正体は「ブルーム」というブルーベリー自らが出している果粉で、これは雨や乾燥から実を守るための保護膜のようなものです。もちろん食べても何の問題もありません!
品種によってブルームの出具合が違うので一概には言えませんが、ブルームは完熟や新鮮さのサインでもあるし、あまり触れないように、果実同士がぶつからないように、丁寧に出荷された証でもあります。
これと同じような話がりんご、きゅうり、すいかなどの表面のベタベタ。あれはワックスなどの薬剤によるものではなく、自らが出しているブルームなんです。知らなければ買うのを躊躇ってしまいますよね。
生産者や売り手の当たり前は、買い手の当たり前ではありません!「こんな当たり前なこと伝える必要あるかしら?」ではなく、当たり前の情報ほどしっかりと伝えていく必要があるんです♪
みなさんの商品の当たり前の情報は、お客さまに伝わっていますか?・・・さあ、POPにして伝えましょう!