婚活中の女性が、「男性のコメントで、相手に求めるものの欄に “〇〇な女性” って書いてあると引いちゃう!」と言っていたんですが、なんだと思いますか?

ーーこたえは「家庭的な女性」です。「え、この人は家政婦さんを求めているの!?」って感じるみたい。

 

それを聞いて、ものすごくもったいない言葉だな〜なんて思ったんです。だって、家庭的な女性って「料理や洗濯をしてくれる女性」という意味だとは限りませんよね。

 

「いろんなことを一緒に体験して笑い合える女性」なのかもしれないし、「特に何もすることがなくても、家で一緒に楽しく過ごせる女性」なのかもしれない。

 

それを「家庭的」という言葉にまとめてしまうことによって、「料理洗濯をしてくれる女性を求めているの…!?」という不安を相手に抱かせてしまうんです。

 

相手に自分のことを知ってもらうためのプロフィールならば、誤解を招くほど短い言葉で伝えるのではなく、相手も同じ場面を想像することができるくらい具体的に伝えた方がいいですよね。

ということで、紹介したのは「婚活」でのエピソードですが、商売に置き換えて考えてみることができます。

 

お客さまに自分のことを知ってもらうためのWebサイト、SNS、看板、チラシ、DM、POP、ニューズレター…などさまざまな販促物で、言葉足らずになっていないかな?と不安になりました。

 

自分の頭の中だけで理解できていても、相手がそれと同じものがちゃんと描けるのか?考えていかねばですね!