先日、台湾人の友達とランチ勉強会をしたときのこと。
私が注文したハンバーグを食べようと「いただきます」と言った後、「台湾では何て言うの?」と聞いたら、まさかの「無い」んだって!
気になって世界の「いただきます」を調べてみたら、びっくり!それらしき言葉が発見できませんでした。
イタリアには「ボナペティート」(良い食事を)と食事の際に互いに声を掛け合うようですが、これは食事の「裏側」にフォーカスしている日本の「いただきます」とは違いそう。
「いただきます」の語源は「神様のお供えをいただく」のようですが、現在ではいただく命への感謝や作ってくれた人への感謝、食材が食卓へ上がるまでに関わってくれた人への感謝などに変化していったそうです。
こうした深い感謝を伝える言葉は日本独自のものらしく、これが全国民に浸透していて、老若男女、日常的に使っていることは素晴らしい文化だなぁ、としみじみ。
これからも感謝の気持ちを込めて「いただきます」を伝えていこう。