前夜は緊張してほとんど眠れませんでした。

雨の降る中、朝一番に猫用キャリー2台を持っていつもの穴ぐらへ。「ちょびー、てつー」名前を呼ぶとすぐに二匹ともご機嫌に出てきてくれました。まずは捕まえやすいてつを捕獲。

 

すぐさまちょびを夫が抱き上げるも、捕獲失敗!猛ダッシュで逃げるちょび!記念に動画撮影しようと思っていたけどそれどころではありませんでした。

 

私が近寄って、「ちょびちゃん」としゃがみ込んでいつものように呼ぶと、ちょびもいつも通り近づいてきてくれました。涙

 

それで、今度はどれだけ引っ掻かれようと決して離すまいとしっかり抱き上げて、「ごめんね…」と言いながらキャリーに入れました。やはりボス猫だから抵抗力がすごかった!!

 

すぐ隣に準備万端で停車していた車に乗せて、予約していた動物病院へ。閉じ込められた二匹の悲痛な鳴き声を聞いているだけで可哀想で涙が。

 

病院に到着すると、ちょびはもう大人しくなってほぼ鳴かず、てつは動物病院の誰よりも大きな声でずっと鳴き続けていました。

推定8歳のちょびと、4歳のてつ。とくにちょびはみんなのボスとして仲間たちを勇敢に守ってきたから、たくさん喧嘩もしてきたと思います。

 

だから血液検査の猫エイズと猫白血病の検査結果は、怖くて聞けませんでした。院長先生に診察結果に呼ばれたけど、夫一人に行ってもらいました。

 

診察室から出て来るなり、「二匹ともどちらも陰性だった!」という夫の声に、嬉しくて号泣!

すぐに二匹はワクチンを打つために再び診察室へ。サッとキャリーの上からワクチンを打つ先生の手際の良さに感動しました。

 

捕獲、病院と第二関門まではクリア。次は新居までの1時間ほどの道のりが待っています。後半に続く!