手書きPOPづくりにおすすめなのが、三菱鉛筆のプロッキー。プロッキー黒(太・細)、赤(太)の3本あればPOPは十分書けちゃいます。

でも、プロッキー(太)など、先っちょが四角いペンを使うと文字がこうなる人が多いんですよね。

字が潰れて読めないパターン。。

 

どうしてこうなってしまうかというと、この部分を使って書いているから。だから、横は細い線に、縦は太い線になってしまい、文字が潰れてしまうんです。しかも、かなり書きづらい!

そこで、ペン先の使う場所を変えましょう。使うのは、こちらです!

そうすると、縦も横もだいたい同じ太さになるので、文字が潰れないし、文字がかなり書きやすくなります。

これは頭で理解するよりも、実際にやってみるのが一番わかりやすいので、ぜひ試してみてくださいね。

 

それから、ザ・POP文字って感じの丸い独特の書き方の文字を書かなきゃいけないと思っている方も多いんですが、ザ・ POP文字を書くと、いかにも「販促物」という感じがして、宣伝ぽいのでおすすめしません。

 

自分の文字で書くから、口コミ感のあるPOPができるんです。

自分がその商品が好きな理由を、自分の言葉で、自分の文字で伝えるからこそ、伝わるんです。POP職人になる必要はないので、あくまでお客さんと同じ立場で商品の魅力を伝えましょうね〜♪ 自分らしさを大事にしましょ!


「販促物に掲載するための写真をメールで送ってください」そんなやりとりをしたことがある方は多いのではないでしょうか。

 

さぁ、あなたの手元に「5分以内に用意できる宣材写真データ」はありますか?

宣材写真とは、宣伝材料としての写真のこと。

 

印刷会社で仕事をしていたり、現在も時々販促物制作などをお手伝いさせていただく私の感覚でいうと、まともな写真データが準備されているお店は、意外なほど少ないです。

 

「まともな写真データ」と言いましたが、「これを使って」とお店から渡される写真は、自社サイトなどからただ引っ張ってきただけの写真で、サイズが非常に小さなもののパターンが多いです。

 

ウェブサイトとは違い、印刷物はハッキリと画像が印刷されるため、小さな画像だともうそれだけで残念な印象になります。下の写真のような感じです。

最低限これだけは準備しておいた方がいい素材は下の3点。

・店主・スタッフの顔写真

・建物写真(お店がある場合)

・商品写真

 

それから、写真はスペースによって縦長・横長・正方形など必要な素材が変わってくるので、建物や商品は縦・横バージョンなど何パターンか用意しておいて方がいいですね。

 

データの大きさも、使うものによって違いますが、最低でも各種2、3MBのデータで用意しておきたいところ。大きいに越したことはありません。

 

それから、写真が暗ければ全体のイメージが暗く、写真が楽しい笑顔なら全体もそのようなイメージになります。

写真の色で「美味しそう度合い」が変わる!

 

写真は全体の印象を左右するものなので、プロのカメラマンに撮ってもらうなり、コンディションのいい日に自分で撮影するなり、宣材写真をしっかりと準備しておきましょう。

 

さらに、お客さんの様子がわかる写真、ビフォーアフター写真などあなたの商品の魅力や凄さが伝わる写真もあるといいですね!

 

これは急に必要になって2、3日で用意するのは難しいものなので、普段から仲のいいお客さんなどに、販促物に使える写真を撮らせてもらい、許可もいただいておきましょう。

 

とにかく、日頃仕事の中で「写真を撮れるネタはないかな?」と撮影意識スイッチをONにしておくといいですね。これはきっと毎日ブログを書いている方ならやっていることだと思います。

 

最後に、パソコンのデスクトップなど、すぐ取り出せるように整頓して保存してくださいね。


青空が気持ちいい八ヶ岳へ!昨年に続き、北杜市のPOP講座に呼んでいただきました♪

北杜市って、とっても気持ちいのいいところだけど、ここで暮らす人やお店も本当に素敵で、みんな心に余裕があって穏やかで、心地いい方ばかりなんです。日本トップの移住率っていうのも頷けます。

 

さて、セミナーでは、生産者のお父さんや、飲食店の方、ハンドメイド作家さんなど、いろんな年代のいろんな業種の方が来てくれました!

 

中でも、手作りのふきんを持って参加してくれたお母さんが、印象的でした。96歳のおばあちゃんが縫ってくれたふきんを販売しているそうで、そのPOPをつくることにしました。

すてき!!あったかいPOPですね!とっても可愛らしくて、おばあちゃんの愛情が伝わってきます。

縫い目は、おばあちゃんの遊び心で、まるくなったり、さんかくになったり。なんてかわいいおばあちゃん!売り場があったかくなりますね♪

 

こちらのPOPを書いてくれたお父さんは、昨年のPOP講座に参加してくださって以来、お店でPOPをつくり続けてくれているんです!だから誰よりも早く、工夫いっぱいのPOPを仕上げてくれました!

nicomi831(にこみやさい)というお店のご夫婦も参加してくれました。なんと、自分たちで栽培したこだわり野菜をつかったお料理をお店で出しているんです!絶対食べに行く〜!!

生産者さんのPOP。栄養たっぷりのビーツなど、気になる野菜の美味しい食べ方を提案してくれるPOPはとても親切ですね!

本当に、知れば知るほど魅力的なお店、人、商品があるなぁ。POPづくりの最中にみなさんのエピソードを伺ったり、完成したPOP一枚一枚をじっくりと読ませていただき、より一層興味が湧いてきました!

みなさん伝え上手なのはもちろんですが、苦手なことを恥ずかしがったり躊躇せずに、性別年齢関係なくチャレンジすることを楽しんでいるのが印象深かったです。

 

さぁ、次回北杜市のセミナーはブラックボードです!北杜市のみなさんにお会いできるのを、楽しみにしていま〜す!