手書きPOPセミナーでもご要望の多いイラストの描き方の紹介をします!

 

美容サロンや化粧品のPOPで、洗顔している女性のイラストや、頬に手をあてて「うっとり」している顔をしている女性のイラストを描きたい時ってあるんですよね〜。

プロッキー(太)と、そのへんの余った紙を使います。

 

 

まず描くのは、手前の「手」です。あまり細かく描きすぎると、バランスをとったり、形よく描かなければならなくなるので、大雑把がイチバンです♪

次に、輪郭を描きます。これで、頬に手をあてている感じが出ますね。

次は鼻。このブログの中で何度もお伝えしていますが、すごはん流の書き方は、「鼻」「口」「目」の順で描きます。あ、耳は鼻の直線上に。

口を描いたら、次に目を描きます。そうしたら、顔の上の方に前髪を描きます。おでこ広めの方がかわいくなります♪

まずは、こんな感じで髪の毛第一弾を描きます。

続けて髪の毛第二弾、第三弾を描けば、ボリュームが出ていい感じに。失敗も少ない描き方です!

眉毛は細い方がかわいらしいので、細めのペンで描きました。下がり眉にすると、「うっとり感」が出ますよ〜。

ほい、こんな感じで出来上がりです!色を塗ると、さらにいい感じになります!

色は、コピックこの5色を使用。かなり使える色なので、おすすめでーす!

いい感じになりました♪ 机の上に余っていたインクジェット紙に描いてしまったので、色ムラが激しいですね…。コピックを使うなら、普通のコピー用紙がおすすめです。

それから、今回はブログに紹介するためにササッと描いたので、プロッキーで描いた黒インクが乾く前にコピックで塗っているため、髪の毛の分け目あたりが滲んでしまっていますが、実際に描く時は、ちゃんと乾かしてから塗ってくださいね♪

 

続いて、同じ方法で「顔を洗っている女性のイラスト」を描いてみましょう!やはり同じように両手を描きます。

洗顔しているので、モコモコの泡を手に持たせましょう。

輪郭、耳、鼻、口の順で描きます。

目は、かわいさを左右する最重要パーツなので、最後に描きます。

今度は、こんな感じでおでこを繋げます。

ナナメの位置にリボンをつけます。

耳の方に線を繋げると・・・ヘアーバンドになりました♪

ヘアーバンドの上に頭を、その上にお団子を描きます。おでこの髪の毛も忘れずに。

色を塗れば、ほら!洗顔している女の子が完成〜!この色も先ほど紹介したコピックだけで塗りました。

「うまく描けない!ブサイクになる!」そんな時は、バランスを真似してみてください。鼻の大きさ、目の位置などでかわいさがまったく変わります。

 

それから、順序が大事なので、焦らず、「鼻・口・目」の順番で描いてみてください。基本をマスターしたら、あとは自分の描きやすいようにしていけばOKです!

 

手書きPOPやチラシなど、いろんなところで活用してくださいね♪

 

理美容系のPOPはこちらを参考にしてみてくださいね♪

ワクワク☆買いたくなるお店の雰囲気は販促物から生まれる!

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年間約100回講習会をしていますが、中でも印象に残っているのが、帯広の雇用促進のために開催した、ディスプレイ講座。後にも先にも、あの日だけしか開催していない講座です。

 

ディスプレイって「並べ方」を想像しますよね。でも、どんなに綺麗に並べても商品の魅力がわからなかったら、選んでもらえません。

 

私にご依頼いただいたからには、ただ綺麗に並べる方法を伝えてもしょうがない。ということで、こんな無茶振り講座を行なったのです。

この、商品の魅力が全く伝わらない売り場を、思わず立ち止まって商品を手にとってしまう、商品が欲しくなる売り場に変身させて!

商品といっても、開発途中のサンプル品や手元にあった文具など。これを、各グループにランダムに振り分けて、4人の仲間で協力して魅力伝わる売り方にしてもらうことにしました。

たまたま同じテーブルに居合わせたメンバーが、初めて見る商品の良さを調べ、どう表現するか考えて、考えて、考えて。

 

結果、企画した私の想像を遥かに超える、素晴らしいディスプレイが完成したんです!

POPの書き方を詳しく紹介したわけではないし、道具だって限られたものしかありませんでした。それなのに、知恵と行動力で、こんな楽しい売り場に大変身!

当時のブログで詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてください!

すごいアイデア連発!値下げせずにちょっとした工夫で、売れる売場に大変身セミナー

 

この講座で一番感動したのは、仲間同士で得意分野を持ち寄って、誰も手を休めることなく協力し合い、一つの目標に向かって成し遂げたこと。みている私も本っっ当〜に楽しい時間でした。

 

過去写真を見返していて、素敵な記憶が蘇りました♪

 


商業界2018年6月号が、ちょっと早めに届きました。表紙には、「やまとマン」が笑顔で立っています。

やまとマンは、私の書籍やPOPセミナーでも事例として登場していただいている「スーパーやまと」の社長、小林さんです。

悔しいことに、スーパーやまとは、昨年12月に倒産しました。商業界の特集では、「その日」のやまとの状況や、現在のやまとマンの想いを伝えていて、記事を読んで胸が熱くなりました。

 

昨年末、残念なニュースを知ったとき、小林社長から、「まっすーごめんね。本の中で紹介してくれているのに」とメールをいただきました。

 

スーパーやまとさんは、私の独立前の会社印時代からお世話になっていて、独立後も数年間お店の販促のお手伝いをさせていただいてきました。

 

その後も、時々小林社長とはご一緒させていただく機会があり、お世話になっていました。3.11のあの瞬間も、小林社長と打ち合わせの最中だったこともあり、何かで繋がった特別な存在だと、常々感じていました。

 

初めてやまとさんの販促のお手伝いをさせていただくことになったのは、24、25歳の頃でした。お客さんが楽しくお買い物できる売り場にするために、各店に手書きPOPを書いてもらうことに。

 

毎月、県内にある十数店舗をまわって、スタッフのみなさんと会話をして、素敵な取り組みや課題を見つけてレポートにまとめ、勉強会の内容を考えて、勉強会に集まってくれたスタッフさんたちに伝えていました。

 

店長たちは、この道何十年の大ベテラン。ある日いきなりやって来た、最近社会人になったような若造の、しかも年齢以下に見られることの多かった私の言うことなんて聞いてもらえるわけがありません。

 

少しでも言葉に説得力が増すように、やまとに行く時は、視力2.0でしたが、伊達眼鏡をかけてスーツを着て、「老けづくり」をして行くようにしていました。

 

最初の頃は、店長に「こっちは夜まで忙しいんだよ!」と言われ、相手にしてもらえなかったので、その日の閉店後、夜中にPOPを手伝いに行きました。

 

驚いた店長に、仕事は終わったのか?と聞かれたので、この時の私は朝から夜中の1時、2時頃まで残業していたから、そんな話をすると、逆に同情してくれて、POPを書いてくれるようになりました。笑

 

こうして、やまとで過ごした年月の中には、たくさんの忘れられない思い出があります。

 

あまり感情を表に出さなかった店長が、めちゃくちゃ可愛らしいイラストがかけるようになって、子どものように笑ってくれたこと。

 

最初は乗り気ではなかった店長がPOPを書いてみたら、プリンの売り上げがものすごくアップして嬉しそうに教えてくれたこと。

 

ずっとパソコンでPOPを作っていたスタッフさんが、手書きにチャレンジしてみたら、どんどん売れ行きがよくなって、いつの間にかすごい売り場に変身させてしまう、POPのスペシャリストになったこと。

 

普段は控えめな女の子が、月一の販促セミナーに毎回楽しそうに参加してくれるようになり、売り場では元気いっぱいのPOPで売り場を盛り上げてくれたこと。

 

(この女の子が、私がたまたま1個だけ試しに買った「くるりら」を、使いやすい!と絶賛してくれたから、POPセミナーのレギュラー文房具に導入することに決めたんです!)

最初は絵も字も下手くそで、何を書いていいのかわからなかった私も、やまとの売り場で、お客さんのリアルな反応を知り、喜んでもらえる伝え方を身につけていけたこと。

 

 

こうして長年積み重ねてきた関係性や、ひとつひとつの事例、お客さんの反応は本物だから。だから小林社長、これからもすごはんのPOPセミナーの大切な事例として、たくさんの方の「たのしごと」に役立てていただけるように、やまとを紹介し続けさせてくださいね。

 

スーパーやまとは街からなくなってしまったけれど、私の魂の中にはいつでも存在しているし、毎日の仕事の中に「やまと」での経験が生きているんです。

 

だから、スーパーやまとは永久に不滅です!!

これからもやまとマンを応援しています!