小金井・セレクトショップゆうすいの内田さんから「ゆうすい通信」が届きました!毎月お馴染みさんに向けて発行されているニューズレターです。

このニューズレターのすごいところは、自分のお店の宣伝がほとんどないところ!今回は特集号ということで、メインで載っているのは、ミシュランガイドを内田さんのお名前でもじった、「ミホラン三ツ星ガイドMAP」です!

こ〜んな美味しそうなステーキが載っていたり、

こ〜んな、ニヤニヤしてしまいそうなスイーツも載っていたり、

美味しそうな情報が満載です!あぁーー、この食パン専門店も気になる〜!

ちなみに、ゆうすいさんはお洋服のお店。お客さんに喜んで欲しいという想いで、自分のお店の売り込み情報ではなく、グルメ情報などをお伝えしているんです。誰しも美味しい情報って大好きですもんね♡

 

お客さんの立場で考えてみると、美味しそうなお店の存在を知ると、行ってみたくなりますよね!お肉を食べて、その後スイーツ食べて、お土産に食パンを買って行こう♪って、計画を立てますよね。

 

こうして、「ステーキ食べる前にゆうすい寄って行こ」とか、「スイーツ食べた後にゆうすいで服と靴を買いたいな」と計画の一部に「ゆうすいへ行く」も追加してもらいやすくなりますね!

 

それから、とても素敵だと思ったのは、内田さんのお母さんや娘さんの親子三代で通っている美容室の情報や、10年も通っているネイルサロンなど、実際に自分がいいと思ったものを、紹介しているところです。

 

「ミホラン三ツ星ガイド」の名に嘘はありません!内田さんがしっかり取材をして、内田さんの言葉で魅力が語られているから、顔のわかるお馴染みさんは嬉しいんですよね。単なるガイドブックとはまったく別物です。全体通して、楽しくつくられた様子が伝わってくるし、こりゃファンが多いだろうなぁ。

 

世の中には売り込みばかりのゴミ箱直行DMが多い中、お客さんに寄り添った素敵なニューズレターに心がポカポカしました♪


今日のブログはいいこと書いたつもりですがちょいと長いので、タイトルにマッチした人か、時間に余裕のある人だけ読んでくださいね〜。笑

 

「絵を描くのが好き!POPって楽しい!」だから、POPを仕事にしたい!と考える方もいるでしょう。では、どうしたらPOPを仕事にできるのか、POPを書くことでご飯を食べていけるのか、3つのステップを紹介します。

あ、ちなみに私は誰もが知る大企業から、個人経営の小さなお店まで、様々な方からPOPのご依頼をいただきますが、大半はお断りしています。

 

なぜなら、私がPOPを書いても、私のノウハウにしかならないから。依頼主はずっと私にお金を払い続けないとPOPが増えないままだから。この理由を説明して、次のようなお話をします。

 

これでは本当の意味で、お客さんのお役に立つ仕事とは言えないので、私は一度参加しただけでPOPが書けるようになるセミナーをつくりました。呼んでいただければ全国各地へ伺って開催しています。

 

こちらのブログでも暑苦しく書いているので、興味のある方はぜひ☆ まぁ、それはさておき、そんな私が「POPを仕事にしたい!」という方へ、お伝えしたいことを書きますね。

 

まずは、お金を払ってまでPOPを依頼しようと考えるお店の目的って何でしょう?

当然「利益アップのため」です。他にも「店内を楽しくしたい」「手書きの温かみが欲しい」なども挙げられますが、主な目的はPOPで商品の魅力を知ってもらい、もっと売れるようにしたいから。

 

ここで1つ目のポイント。

「POPを仕事にしたい」というのは、好きなことでお金が貰える自己満足のためだけのものなのか、それとも自分の得意なことを生かして依頼主のお役に立ちたいという想いがあるのか?どちらでしょう。

 

後者なら向いていると思います。「仕事」は誰かに喜んでもらえて初めて成立するものです。独りで満足するのは「趣味」ですね。

 

そして2つ目のポイント。

POPが書ける人なんて山ほどいるのに、依頼主はなぜあなたにお願いするのでしょうか? 見た人をその気にさせるキャッチコピーが書けるから?思わず二度見してしまう面白いイラストが描けるから?

 

いずれにしても、〝サンプル〟がないことにはあなたの魅力を知ってもらえません。こんなPOPが書けるよ、このPOPを貼ったらこうなったよ、という情報を発信しましょう。

 

どうやって発信するの?という方は、ブログやSNSを使ってみましょう。今は無料で発信できる便利な時代なので、「苦手だし…」とか言っている場合ではありません。

ついでに「プライバシーが心配」という方も、相手の立場で考えると、顔も本名もわからない相手に仕事を依頼したいとは思えませんね。だから覚悟を決めて、自分をさらけ出していきましょう。

 

まぁこれは個人的な考えですが、自腹を一切きらないのではなく、「投資」という考え方も大事なので、アメブロにしても月々1000円払って広告を外すとか、WordPressで自分のサイトを立ち上げるという覚悟も大事だと思います。

 

ラスト、3つ目のポイント!

POPを書きっ放しにしないこと。依頼主から任された仕事はPOPを書くことではなく、商品の売上げをアップさせることです。書いて終わりではなく、〝結果〟にこだわりましょう。

 

どんな反応があったのか、どれだけ売れたのか、それをきちんと調査&分析して、その結果をチェックポイント2でお伝えした通り、発信しまくりましょう。

ここまでは個人でやる前提の内容ですが、POPを必要とする業種に就職して、POP担当にしてもらう方法もあります。この場合、もし私なら、気合いの入った履歴書とPOPを書いて持って行くかな。

 

履歴書もPOPも「見た人が◯◯せずにはいられなくなる」ものとしては共通だから。買わずにはいられないPOPが書けるなら、採用せずにはいられない履歴書も書けるはずですね!

てなわけで、「自分はPOPが好きだから」という主張以上に、その商品を愛して愛して、こんな素晴らしいものがあるってことを、一人でも多くの人に伝えたい!と思える熱い人は向いている職業だと思います。

 

「POPが書ければ何だっていい!」っていう気持ちだと、人を幸せにしない商品の販促までしてしまう、大事なものを持たない人になってしまうでしょう。

私がこれまでPOPを直接書かせてもらった会社やお店の商品は、どれも想いを込めてつくられた、素晴らしい商品や、店主の想いがあって並べられた、愛されている商品です。だから自信を持って、お客さんにもおすすめできます。

 

ということで、得意なことでまわりを幸せにできる人は素敵な人だと思うので、仙台のSさん、自信を持って頑張ってくださいね〜☆


出張から戻ると、商業界6月号のチラシ・DM大賞で審査委員賞を受賞された、大分の「出逢い工房 竹山(ちくざん)」内田さんからお手紙が届いていました。

中には、素敵な桜染めのノートと、内田さん作の絵はがき、封筒の切手にはご家族のお写真が印刷されていました。内田さんのお人柄が伝わってくるセットです。

 

やわらかい気持ちにさせてくれる桜染めのノートは、何か特別なことに使いたいな。

そうだ!なかなか進まない2冊目の本のアイデアをここに綴ろう!そうすれば、執筆に向かう気分もワクワクしてくるぞ♪

 

今から2年前の執筆真っ只中のあの日々は、「絞り出す」毎日でした。書きたい文章があればサクサクいくんですが、本はブログのように書きたいことを自由に書けるわけではなくて、構成やバランスも大切だから、とにかく大変でした。

すべてを出し切ったけど、本にするにはまだまだ内容が足りなくて、「もっとください、もっとください」と原稿を欲しがる編集担当の戸井田さんが、まるで悪魔のようでした。笑

 

もう締切まで間に合わないんじゃないかって思うような時、何日も寝ない日が続いて、机に向かう精神力もなくなって、オフィスの床に寝そべって、パソコンを打つくらい追い込まれていたっけな。

 

仕上がってみたら、すごくいい本になっていて、あの時、弱気な私を励まし追い込んでくれた戸井田さんが天使に変わりました。笑

戸井田さんがいなかったら、間違いなくこの本は出来上がっていなかったから!だから2冊目も戸井田さんが担当をしてくれるのが嬉しさいっぱい!コワさもちょっぴり!? 笑

 

自分で言うのもアレですが、とても使える本なんですよね。POPを書く際にネタに困ったとき、パラパラ見ると必ずヒントが見つかるので、自分でもよく活用しています。あとブログのネタ探しにも使えるんだよなぁ。

 

ということで、1冊目でかなり精神力を使ったので、気持ち的になかなか2冊目に向かえませんでしたが、桜染めのノートを手に取って、内田さんのお顔が浮かんできたら、役立ててもらえる本を早く届けたいな!と思えてきました。

 

まずは決意より宣言を。来週中に最も苦手な「目次」づくりを頑張りまーす!やるぞー!もうやるしかない!頑張れ私!気合いだー!内田さん、ありがとうございます!

 

そうそう、先週嬉しいニュースが!おかげさまで、『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)が17刷になりました!いつの間にかAmazonのレビューが32件も!

2冊目もたくさんの方に読まれる本になりますように☆