新大阪から東京へ向かう新幹線。名古屋あたりでトイレに行きたかったんだけど、三人席の一番窓側だったので、スーツ姿でお疲れモードのお二人に申し訳なくて、終着の東京まで耐えました(笑)

ふうううう〜。東京駅のお手洗いでとても晴れやかな気分に(笑)・・・あ、今日はこんなブログです。すみません、延々とトイレの話が続きます。

 

さてさて、私が飛び込んだのは、中央線のホームに上がるエスカレーター下の、それはそれは綺麗なトイレで、心からありがたいなぁ〜と思いました。日本って素晴らしいですよね!

でも、入るときに気になって跨(また)いじゃったんだけど、私が入ったトイレの床には点々と水分(たぶん、尿・・・)が垂れていて、使い終わりのロールが転がっている。うーん、ちょっと残念・・。

 

この綺麗なトイレには汚れのない床が自然だし、これを見たら次の人が私と同じように「げげっ」って思うだろうし、何よりも自分のために拭き拭き。

 

前に勤めていたアドヴォネクストは本当にいろんなことを経験させてくれた会社で、イエローハットの鍵山さんが取り組まれているトイレ掃除を何度も体験したことがありました。

 

その時には公共施設の汚れた便器の中まで素手で掃除することに抵抗があったし、毎日朝から深夜まで仕事で自分の時間なんてほとんど取れなかったのに、何で休みの日まで会社のイベントのトイレ掃除なんてしなきゃいけないんだぁーーー!!と思っていたんですが(笑)

でも、あの頃より少し心に余裕を持てている今となっては、それはすごくいい経験をさせてもらったと感謝しています。

 

清掃してくれるスタッフさんを想って、ホテルをキレイにしてからチェックアウトするのも同じだけど、顔のわからない相手を想って行動することは、心を穏やかに、清らかにしてくれるんです。

 

逆に、汚いものに気付きながらそれを見過ごしてしまう、次に使う相手にきっと同じ想いをさせるんだろうなぁ〜って考えると、そういう自分に後ろめたさを感じて、あーあ・・って思ってしまう。その「残念感」は一瞬のものだけど、なんとなくそれが確実に積み重なってしまうように感じます。

実は私は若干潔癖気味だし、ノロウィルスとか怖いから気をつけつつ、トイレットペーパーを丸めて、チョチョイッと一瞬頑張ればすごくスッキリ!たったこれだけなのに、その後ずっと気持ちがいいから、なんともお得!自然と口角も上がります。

 

顔の見える相手を喜ばせるための派手な行動もいいですが、顔の見えない、リアクションもわからない相手を想いながらの、静かな行動もとてもいいものです。ご先祖や神仏を想って手を合わせるのと似ているかもしれません。

もちろん毎回できているわけではありませんが、そのトイレに感謝したり、自分の心に余裕のあるときは、できる限りやっていきたいし、もっと回数を増やしたいと思っています。

 

 

相手を想って行動する。本当の商売もそこに繋がっているのかもしれません。ただひたすらトイレのことについてブログを書き、気付けば新宿から石和温泉まで来ていました(笑)

 


ホテルの窓から福山の朝焼けを眺めながら1日がスタート!

尾道に向かい、でんき屋さん向けPOPセミナーを開催しました!なんとPOP経験者ゼロ人でしたが、見てください!この完成度っ!!

そう、初心者だってやり方とコツさえ知れば、バッチリできちゃうんです!

 

セミナー後は、今話題のPanasonicさんの最新のトースターを体験しました!「トースター」って言っても、想像しているあのトースターとは違います!今どきのは凄いんです!!

おいもちゃんを調理(入れてボタン押すだけ!)

うわ〜、ほっくほく♡自宅でこんなに美味しくできちゃうんですね!

 

コンビニで売っている、ラ◯チパックを調理(入れてボタン押すだけ!)

えーー!?これ本当にあの100円くらいのラン◯パックですか〜!? まわりサックサク、中はホカホカ柔らか〜!お店の調理パンみたい!

 

ちなみに、注目機能のひとつに「遠近赤外線ダブル加熱」というものがあるんですが、間違ってもこれをチラシやPOPのキャッチコピーのメインにしてはいけません。

お買い物をするお客さんは意味が全然わかりませんからね〜。詳しく知りたい方は、昨日のブログをチェックしてくださいね。

 

あ!そう言えば、数日前の兵庫県のでんき屋さんも、この商品のチラシを書いていたなぁ。

トイレからトースターまで、Panasonic製品に詳しくなる今日この頃です(笑)

 


これは、先日のでんき屋さんチラシセミナー中にした話。Panasonicさんの製品にスチームアイロンがあるんですが、まずはこのカタログを見てみましょう

ふむふむ、中にはこんなことが書いてありました。

注目するのは、こちらの文言です。

「使いたいときにすぐに使える1400wのハイパワー」

 

いかがでしょうか?この言葉を聞いて、「すごい!よし買おう!」とは・・・なりませんよね?1400wのハイパワーの凄さを知っている人じゃない限り、この言葉は日常に落とし込めないんです。

 

カタログが悪いわけではなくて、大きなメーカーのカタログは大勢を対象に情報発信しているので、その情報を目の前のお客さん向けにカスタマイズするのは、販売店の役目です。

 

そこで、こうやって考えましょう。

「使いたいときにすぐに使える1400wのハイパワーだから誰にどんなイイことがある?」

 

機能紹介の後に「〜だから誰にどんなイイことがある?」を付け加えるんです。この「誰」は、目の前のお客さんで考えてみます。

 

さっそく、でんき屋さんの奥様が素晴らしいキャッチコピーを考えてくれました!

なるほど!わかりやすいですよね!チラシもこのタイトルを入口に、商品の詳しい紹介をすれば、興味を持ってもらいやすくなります。

 

繰り返しますが、「1400wのハイパワーアイロンが登場しました!」では日常に落とし込めないから伝わらないんです。でも、多くのチラシがこうした情報をメインに書いてしまいます。

 

「業界初の〇〇搭載!」
「薄さわずか15mm」
「なんと驚きの1000g」

 

よく聞きますよね。この後に「〜だから誰にどんな・・」を入れて考えてみてくださいね。それを伝えることがあなたの仕事なのです♪