先日、東京都木場のお引っ越し会社「奥田商店」の社長ゆうこりんが登場する「跡取り娘物語」を読みました。

「鳩のマークの引っ越し」と聞くと、ほとんどの人が「聞いたことある!」と思うのではないでしょうか。奥田商店は、創設メンバー10社のうちの1社なんですって。

 

祖父、父、ゆうこりんと3代に渡ってバトンを繋いできた奥田商店。たくさんのプレッシャーや試行錯誤の日々を乗り越えて、今のゆうこりんがいるんだなぁ、としみじみ読ませていただきました。

私は自分ですごはんをつくって、一人で気ままにたのしごとしている身なので、もしこれが代々受け継がれている仕事だったら、ましてや従業員さんがいたら、多くの葛藤や苦悩があったでしょう。

 

ちょうど、コテンラジオでプロイセンのフリードリヒ2世を聴いているところなんですが、COTTENの深井さんが言っているように、跡継ぎの苦悩は計り知れません。

 

「女性リーダーが〝当たり前〟になるのはいつのことだろうか?」という前書きや、(株)津多屋の髙橋さんの夫婦別姓についてのお話も考えさせられました。

日本も選択制夫婦別姓になればいいのになぁ。

 

そんなこんなで、全国各地で奮闘する「跡取り娘」のエピソードを、エールを送りながら読ませていただきました。ゆるくてたくましい3代目社長ゆうこりん!これからもゆうこりんらしく、楽しみながら頑張ってね〜!

 


私は会社員時代、営業の仕事をしていたんですが、「あ、ここ〇〇さんの会社に近いな!」と思うと、コンビニでお茶菓子とか買ってプラッと会いにいっていました。

今から行ってもいいですかー?と電話をしたりしなかったりなんですが、大体はそういうときってタイミングがよくて、世間話が盛り上がるんですよね。

 

「近くまで来たから会いたいなーと思って会いにきちゃいました!」と伝えると、相手も喜んでくれるし、仲も深まります。

 

そして、全然狙っていたわけじゃないのに、「そういえば、こういうのってお願いできる?」という話になり、お仕事に繋がるんですよね〜。

 

先日もまさにプラッと立ち寄った会社さんからお仕事をいただき、以前勤めていた会社とコラボして進めることになりそうで楽しみです!

 

何も用事がなくても、会いたいってだけで会いに行く。そんな、ゆるくて余裕のある関係性をこれからも築いていきたいなぁ〜♪


 

とある会社さんの営業ツール制作のお手伝いをすることになりました。希望されていたのはA4サイズのリーフレット。

 

私は依頼をいただいたら、そのままスタートするのではなく、始める前に「なぜそれが必要なのか?」という目的について、じっくりお話を伺うようにしています。

今回お話を伺っていくうちに、あれ?必要なのはリーフレットじゃないんじゃないかな?と疑問を持ちました。

 

紙媒体をよりも、現在まったく活用しきれていないWebサイトに手を入れた方が、中長期的にみたらずっとずっと効果的だと思ったんです。

 

で、その場で一旦リーフレットのことは忘れてもらい、とにかく「今何に困っているのか?」についてリアルな現場のお話を伺いました。

 

そこで見えたのは、必要なのは小手先の営業ツールではなく、営業の仕組み全体から大きく変えること。

私の頭の中にある構想が現実化したら、きっとこの会社さんは今後営業レスでお問い合わせをいただけるようになり、営業に費やしていた時間はお客さまのために使えるようになる。

 

よりきめ細かなサービスができるようになって、ファンが増える。みんながHappyになれる仕組みづくり、めちゃくちゃ面白くなりそうです!

 

お客さまの「コレ欲しい」の根っこを知って、本当に合ったものを提案するのが、この仕事をしていて最高にクリエイティブで楽しい時間です。

 

これって、でんき屋さんでも、サロンでも、保険屋さんでも、建築も、アパレルもあらゆる商売でも言えることですね。

 

お客さまの「コレ、欲しい」をそのまま受け取らず、「何のために?」の目的を深堀りしてみましょう!