つくばの学習塾、未来創造塾さんで「掲示物の効果と可能性」についてお話しする機会をいただきました。

まだ20代前半の私がPOPを書き始めたとき、その目的は「売上げアップ」でした。

 

でも、POPを書き続ける中で、目的は単純に売上げのためだけでなく、クスッと笑ったり和めたり、お客さんとの関係性を深くしたり、元気付けたり、そんなコミュニケーションツールなんだということに気がつきました。

 

そこに気づけた時、初めて「販促」の深さを知り、面白みが一気に増しました。

 

未来創造塾さんでは、身近なお店で目にするPOPがもたらす効果や、伝え方の大切さなどをお伝えして、課題に対してどう伝えるのが効果的なのか、を考えていただきました。

みなさんハートマークな伝え方が多く、とても温かみのある掲示物ができました♪

 

伝え方には正解がないから、無限の可能性があって面白い!私ももっともっと伝え方の勉強や経験を積んでいくぞー!


先月、ある女子大生から「卒業制作の一環でPOPについてインタビューをしたい」とメールをいただきました。

私は大学で経営学を学んだのですが、今の自分の経験を持って、あの頃の自分や今の大学生に「販促とは」を伝えることができたら、めちゃくちゃ興奮するし、超楽しい話ができると思っています。

 

だから、近い将来、大学の講義でそんな話ができたらなぁ〜なんて思っていたんですが、嬉しいことに、今回女子大生とマンツーマンでお話しできる機会に恵まれたので、さっそくZoomでお会いすることにしました。

 

その中で、私が大切にしている「POP」についての想いをお伝えしました。インタビューの様子を少し紹介しますね。

POPを教える時にどんなことを心がけている?

 

手書きPOPに対しての反応は、「楽しそう!好き!」というグループ、「苦手!無理!」というグループ、大きく2つにわかれているんですが、まずは後者の苦手意識を軽くすることを心がけています。

 

「苦手」という言葉を深掘りすると、「イラストが苦手・センスがない・文字が下手」という悩みが出てきます。

 

でも、POPはイラストや文字が上手じゃなくても、センスがなくてもいいんです。「文字やイラストが上手なPOP = 売れるPOP」ではなく、伝わるPOPが売れるPOPなので!

だから、一般的に多くの方々がイメージするPOP(→デコレーションされた文字、丸文字、上手なイラスト、カラフルな装飾など…)は必須ではありません。

 

むしろ、ちょっとイビツな文字や二度見しちゃいそうな個性的なイラストなど、完璧ではないものの方が「個性」や「口コミ感」が出やすいし、手書きPOPの本来の良さが出ます。

 

そういうことを知ってもらうことで、「あぁ、プロみたいなPOPを書く必要がないんだ!私は私のPOPでいいんだ!」と安心してもらうことを、最初のステップとして心がけています。などなど、お伝えさせていただきました。

そして、就活真っ只中の彼女に、POPと履歴書は同じだから、最初の一行で興味を持つ言葉、会ってみたい、来て欲しいと思えるような情熱を伝えてね〜!なんてお姉さん気分でお伝えしました。笑

 

今回の時間がお役に立てたら嬉しいなぁ。Mさん、素敵な機会に感謝です!


先日、小4の姪っ子とお出かけした際に、相変わらず「〇〇ね、ミサと同じ仕事をしたい!」と言ってくれました。

いつもそう言ってくれる度に、「魅力的な仕事に思ってもらえているんだ!楽しく仕事をしているのが伝わっているんだ!」と感じて、すごく嬉しい気持ちになります。

 

今後成長するにつれ彼女の世界もどんどん広がっていくので、いつまでそう言ってくれるかな?と少しドキドキしています。笑

 

お出かけの最中、「ミサはどこの大学に行ったの?」「そこで今の仕事の勉強したの?」「1ヶ月にいくらくらいもらえるの?」などなど、めちゃ具体的な質問をくれました。

 

一個一個に素直に答えて、それから、将来じゃなくても今できることも伝えました。

私は子どもの頃からお絵描きが大好きで、人に喜んでもらえたり、笑ってもらえる絵をいつも描いていました。というか、ほぼそのために描いていました。

 

あの時、どうしたら面白いと笑ってもらえるのか?昔からそういうことばかり考えていたのが、仕事に繋がっているように思います。

今思えば、私の師匠はこのオヤジだった

 

姪っ子の性格や絵を見ていても同じものを感じるし、あそび心がいっぱいなので、「◯◯は、笑える絵、楽しい絵がすごく上手だから、これからもそういう絵をたくさん描くと仕事に活かせるよ!」と伝えたら燃えていました。

 

で、年賀状でも書いたら?と言ってiPadを渡したら下のイラストを描いていたんですが、「ねえ、なんであけましておめでとうなのにサンタなの?」って聞いたら「よくない?」だって。たしかに!自由でいいんだよね!