香川から羽田に無事到着して、車で山梨に向かいました。途中、お腹が空きすぎて釈迦堂PAヘ。

入り口入ってすぐのところにパンやお菓子の自販機を発見。

手書きPOPが目を引いて、どんな商品があるのか一つ一つチェックしちゃいました!

普通の何も書かれていない値段だけの自販機だったら、商品を一つ一つ見ることなんてありませんが、こんな風に売られていると、ついつい気になってしまいますね♪

 

自販機の販促といえば、「日本一売れる自販機」を目指している北海道・倶知安のお菓子のふじいさん!

ふじいさんのブログでは写真入りで、自販機の様子や想いなどが紹介されていて、かなり参考になると思うのでぜひ見てみてくださいね!

 

自販機の販促のように、「普通なのが当たり前」なものに気づいて、変えていくことって大事ですねー。釈迦堂に寄ってよかったです!


3連休は、郵便受けにチラシがたっぷり入っていました。手に取ってみると、住宅と学習塾が多めでした。

 

販促物は見ていると面白いです。業種によって伝え方の傾向がとっても似ているんです。

例えば、住宅系ならそこでどんな体験(生活)ができるのかを伝えている内容が多いのですが、学習塾は講座の内容や合格者数の記載が多いです。

 

また、学習塾は文字数が多く文字が小さいため、私はそんなに視力は悪い方ではありませんが、かなり読みづらさを感じました。

 

塾の講座は小・中・高、さらに学年や学校、レベルなどによって異なる内容を行ないます。その全てを掲載しているので、どうしても文字が多くなってしまうんですね。

 

でも、小学3年生の保護者は、その他の小学校の学年や中・高校の内容には興味がありません。

 

もし私がこのチラシをつくるなら、全ての講座の内容をチラシ内で伝えるのではなく、「詳しい授業内容はこちら」と、QRコード一つを掲載して、スマホからもっと詳しい情報を伝えます。

それよりも、まずはチラシ自体に興味を持って、「詳しく知りたい」と思ってもらえる情報を入ていくといいのではないでしょうか。

 

例えば、塾の先生の顔写真や想い、子どもたちとのエピソードなどを載せた方が目を引くし、興味を持ってもらえやすくなるかもしれません。

 

・・・なんて具合に、競合の販促物を見ているだけでは、似たような内容になってしまい、進化がありませんが、他業種のチラシをみると、いろんなアイデアが生まれてきます。

 

 

自宅郵便受けにチラシが届いたチラシが入っていたら、「どうしたらもっと読みたくなるチラシになるのかな?」と意識して見てみてくださいね!


昨日は、鳥取県の「米子ファッションビジネス学園」の学生さん向けに、販促の授業をさせていただきました!

 

手軽に実践できるのに「伝える」の基本が凝縮した販促物、「POP」の書き方を伝えました。

みんな一生懸命に、そして楽しみながら、ワークに取り組んでくれました!

 

私がPOPを初めてつくったのは、彼らと同じ高校生の頃でした。

 

アルバイト先のホームセンターで「エアープランツ」という植物が新しく入荷してきて、ただ大量に並んでいるのを見て、売り方を変えればもっと売れそうだな、と思ったことが始まりでした。

ただ並んでいると、寂しげな植物ですが、魅せようによってはオシャレな植物に変身すると思ったんです。そこで、POPというものを作ろうと思い、社員さんに相談してみたら、チェーンストアだから独自の販促物をつくることは難しいかも…という反応。

 

それじゃつまらないので、バイトが終わったあと自宅でこっそりPOPをつくって、こっそり売り場に貼って、売り場も勝手に並べ替えてみました。笑

サービスカウンター担当だったのをいいことに、POSデータから商品の売れ数をチェックしてみたら、POP設置後めちゃくちゃ売り上げが上がっているではありませんか!

結局誰にも気づかれず、怒られることもなく、一人でひっそりとたのしごとをしていたのですが、あの時にPOPづくりや販促の基本を知ることができたなら、もっともっとバイトが楽しくなっていたに違いありません!

 

商品の価値を伝えるだけでなく、自分自身の価値を伝える場や履歴書にも使えるし、今回の授業が彼らの今後に役に立ったら嬉しいな!