だいぶ前に予約購入しておいたブラウニー手帳。11月始まりなので、もうすぐ使えるのが楽しみでなりません!

新しい手帳に変わるタイミグって、ただいつもの手帳が新しくなるだけではないんですよね。

 

これを機に日記を始めたり、生活習慣を改めたり、目標を掲げて新たなチャレンジを始めたり・・とにかくいろんなものが、新しくなる感じで、それも含めたワクワク感があるんです。

人って、ただそれを手に入れたから満足、ではなくて、人それぞれそこに期待や願いや、いろんな想いを持っています。

 

新しい自分になる第一歩として、この洋服を買う。とか、週末はキャンプを楽しむような家族になりたいから、この車を買う。みたいに。

 

だから、「物」だけ売るんじゃなくて、こうした部分を伝えることで、商品価値はまったく違ってくるはず。

 

でも、自分の商品を見て「人はこの商品にどういう期待や願いを持っているのか?」なんて考えても答えはなかなか出てきません。

だから、商品に問いかけるんじゃなくて、既存のお客さんと会話しながら、教えてもらいましょう!きっといろんな答えが見つかるはずです。

 

それから、自分が買った物にも、いろんな想いがあるはずです。私の買った手帳みたいに。意識を向けてみれば、いろんな気づきが得られますよ~!


一人一台必須の超車社会の山梨に住んでいますが、毎週最低2回は山梨のタクシーに乗っています。

タクシーの車窓から@高知

 

車はちょっと古めだしカードは使えないんだけど、接客が素晴らしい会社に毎回お願いしているんですが、その日は予約が取れなかったため、別の会社にお願いすることにしました。

 

当日の朝、運転手さん虫の居所が悪かったのか、たった15分ほどの乗車ですごく嫌な気持ちに。

 

遠方での1週間の出張が始まる朝、気合いを入れて自宅を出発したのに、タクシーを降りる頃に心臓がバクバクして、鼻息が荒くなってしまいました。

 

すっかり出だしを乱され、これではダメだと深呼吸して気持ちが落ち着いたのは、しばらく経ってからでした。

それ以来、ちゃんと予約できるように、早め早めの連絡を心がけるようにしています。やっぱりいつものタクシー会社の運転手さんは、人が違ってもみんな親切で会話も楽しい!

 

おかげで行きのタクシーではいい気持ちで出発できたり、帰りのタクシーでは、数日間の出張の〆をいい気持ちで過ごせたり、とても嬉しいです。

 

ただ目的地に連れていってくれるだけではなく、気分を高めて送り出してくれたり、山梨のいろんな情報を教えてくれるんだから、目的地に行くだけのタクシーが敵うはずないって。

 

そんなこんなで、今日は高知県にいますが、出発のタクシーのおかげで気持ちがいいです!ということで、今日も「たのしごと」頑張ってきまーす!


締め切りを過ぎた原稿を書きながら、思い出したことがありました。

印刷会社に勤めていた頃、依頼を受けて伺えば、担当者さんの大半は面倒臭そうに販促物と向き合っていたんです。だって、いつもの仕事にプラスアルファでやらなきゃいけない「余計仕事」だと捉えている人が多いから。

 

当時、「たのしごと(楽しい仕事)」という言葉は私の中でまだ生まれていなかったものの、「たのはん(楽しい販促)」という言葉をつくって大切にしていました。

 

依頼通り販促物をつくるだけじゃなく、お客さんが笑ってくれる様子を想像しながら、私だけが考えるんじゃなくて、担当者さんと「一緒に」楽しみながら販促物をつくることが大事だなーなんて考えていたんです。

 

中でもお堅い企業のチラシのお手伝いをさせていただいたときは、特に楽しかったです。担当さんもノリがよく、めちゃくちゃ面白い販促物をバンバン形にしていきました。

ところがある日、その企業の偉い人から呼び出されたんです。呼び出し電話の雰囲気からして、「良くない話」というのは想像がつきました。

 

話はこうです。担当さんが、数ある業者の中から私を指名して、楽しそうに販促物づくりをしているなんて怪しい!今までの綺麗でカッコいいチラシとは違う、手書きのチラシに変えるなんておかしい!ということを、この20倍はキツイ言葉で言われました。

 

さらに・・・私たちが付き合っているんじゃないかって疑惑まで持たれてしまったんです!もちろん事実無根のありえない話!!

 

肝心の結果はちゃんと出せていたのに、話を伺えば、この偉い人は綺麗な写真ドーン、かっこいいイメージ的なキャッチコピードドーーンの、よくあるパターンのチラシが好きだったんです。

 

完全に男女の仲を疑っている偉い人は、今進行中の販促物はすべて中止、もう二度と私には仕事を出さない宣告までされました。そして、担当さんは販促物制作の担当から外されることに。ひ、ひどいーー!!

その場では耐えに耐えて会社を後にし、営業車で信号を曲がった瞬間に、悔しさのあまり大号泣でした!!対向車線の運転手はさぞびっくりしたことでしょう。笑

 

今思えば笑える話で、そこまで言われるくらい親近感あふれる手づくり販促物は、偉い人や業界の常識はずれだったってことだったし、販促物づくりを楽しんでやるなんてありえないことだったんですよね。

 

ちなみに、10年以上経った今、その業界は「親近感」が大事なテーマになっていて、手書き販促物も溢れています。

 

あの当時は、全治1週間くらい引きずるダメージを心に負いましたが、今は笑い話だし、いい経験だし、あの当時からまったくブレていない今の自分の立ち位置確認の場だと思えば有り難くすら感じています。

 

さーて、そんなこんなで原稿仕上げまっす〜!