出逢いを変える、印象を変える、仕事に向かう姿勢を変える!そんな本気の名刺づくり講座を諏訪で開催しました。

なんと、7時間みっちりと自分の商売やお客さんに向き合って、考えて考えて考え抜いていただきました!

 

私はすごはんを立ち上げる前、貯金はほぼゼロで、すごはんとしての収入だってどうなるかよくわからない状態でしたが、名刺はしっかりと二つ折りとして原稿を考え、デザイナーさんにつくって、印刷してバンバン配りました。それから、ロゴもつくりました。

幸運にも、元々印刷会社の営業職に就いていたので、こういう販促物やロゴにしっかりお金をかけて、いいものをつくることに対して「投資」と捉えることができていたんです。

 

時々「名刺なんて自家用プリンターでつくればいいんじゃない?」なんて声もありますが、名刺は初対面の相手からの第一印象を左右する重要な販促物だと考えています。

 

だから、名刺の印刷がかすれていたり、名刺の周りがギザギザしていかにもプリンターで出したようなものを受け取ったら、そこまで商売に熱い想いがない人なのかな?なんて印象を持ってしまいます。

 

 

そうそう!それから、名刺に写真が入っていない人は、名刺ホルダーに入った瞬間に忘れられる可能性が高いし、自分の顔を載せられないのは自信のなさにもつながってしまいます。

 

これくらい堂々と写真が入っていた方が、自らの商売に自信と責任を持っているように思えますよね。一度会ったら絶対に忘れないし!

他にも、「最近は名刺なんてほとんど配らないから、必要ないんじゃないか?」という声も聞きます。

 

でも、それは普通の名刺(= 連絡先交換カード)だから配らないだけで、自分の商売の魅力をしっかり伝えられる名刺を使えば、相手に興味を持ってもらえるので、渡さずにはいられなくなり、確実に名刺を使う頻度が増えますよ。

 

お店のコスト削減は必要かもしれませんが、それが「投資削減」になってしまえば、ますます利益は下がり、悪循環になってしまいます。

「たかが名刺」じゃなくて、名刺は初対面の相手に受け取ってもらえる最強の販促物です。あなたの魅力がしっかり伝わる名刺をつくってくださいね♪


昨年末に訪れたバルセロナのカテドラル(大聖堂)を思い出して、写真を見返しました。

圧倒される・・・としか言いようのない、壮大で美しい空間!

特に長く見ていたのは、美しいステンドグラス。様々な形や絵柄がカラフルに輝いていました。

この丸く放射状のデザインを「バラ窓」といって、バラは聖母マリアのシンボルなんですって。

そんなキリスト教の歴史やモチーフなどの意味を知らなくても、この美しさにただただ立ち尽くしました。

ところで、このステンドグラスですが、単なる飾りではありません。文字の読み書きできない人々に、キリスト教を伝えるための「聖書」としての役割があったそうです。

 

なるほど、読めない文字がビッシリ書かれた難しい書物より、この美しいステンドグラスで伝えれば、興味を持たずにはいられませんね。

 

改めて考えると、今に残る美術品や芸術作品は、不思議と興味をそそられる魅力と、伝える力を持っていますね。

 

プラド美術館で見た、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」や「七つの大罪と四終」も強烈なメッセージ性以前に、なぜか自然とその絵の前に惹きつけられる力を持っていました。

 

さて、私たちの「販促物」はどうでしょう?「伝える」という自己の目的より先に、まずは相手に興味を持ってもらえるものでしょうか。

思わず目がいく、次の言葉が知りたくなる、まずはそんな興味が湧くものであるかどうかの視点で、販促物をつくっていきたいですね〜♪

 

あ、西洋美術に興味があるけど知識ほぼゼロという私みたいな方、この本めちゃくちゃおすすめです!⇒いちばん親切な西洋美術史


数日前に購入した靴が70%オフになっていて衝撃を受けたことのある私。

どうしてでしょうね?定価(=普通の値段)で買ったのに、「損をした気分」になってしまいました。それに、親切に接客してくれたスタッフさんに「やられたー!」という気持ちに。

 

それ以来、「損をしたくしたくない」という思いから、よく値下げするお店は避けるようになりました。当然、苦い思いをしたそのお店はそれ以降行っていません。

それから、「3倍ポイント」じゃない日の買い物も、なんだか損した気分になっちゃうんですよねぇぇ〜。

 

逆に、値段がいつも同じお店、極端なセールを行なわないお店では、いつでも安心して買い物を楽しむことができるんですよね〜。

買い物するたびに「勝つか、負けるか」なんて駆け引きしていたら疲れてしまうし、お店とお客さんの間にいい関係なんて築けません。

 

欲しいのは値下げじゃなくて、いつもの安心かもしれません。少なくとも、私はそうです。

 

安易な値下げをする前に、本当に必要な値下げかどうか、よーーーく考えましょうね♪