「商品ぜんぶにPOPをつけたらゴチャゴチャしちゃうかな?」「特におすすめのものだけにPOPをつければいいの?」よく聞かれる質問です。

 

業種にもよりますが、もし私が雑貨や洋服などセレクトショップ、それからでんき屋さんやお花屋さんの店主だったら、旅館やお土産屋さん、道の駅のスタッフだったら、商品すべてにPOPをつけます。

なぜなら、理由なく並んでいる商品なんてないから。すべての商品に魅力があって、お店に並べたい理由があって、ここに存在している商品だから。

 

どんな魅力があるのか?どんな部分に惚れてこの場に商品が並んでいるのか?伝えるべき情報はたくさんありますよね!

そもそも、人は自分の興味のあることしか目に入りません。

 

店主は商品すべてにPOPが貼られていたらお客さんが迷ってしまうように思えるかもしれませんが、お客さんはすべてのPOPに目を通すわけではありません。

 

だから、「うわ!POPだらけで困るなぁ!」なんてお客さんは思わないんです。

POPの付け方も重要です。サイズや色、デザインなどに統一感を持たせて、同じ高さに設置すると、ゴチャゴチャ感なくPOPをつけることができます。

 

先日伺った、青森県横浜町の道の駅はPOPがたくさんついていたから、楽しくお買い物できました!

この他にも、岐阜の赤かぶの里、下部温泉の古湯坊源泉舘、増富ラジウム温泉の不老閣などなど、伝える努力を惜しまない売り場を実際に訪れて、お買い物の楽しさを体験してみてください!

 

きっと伝えずにはいられないはずです!


ブログ読者さんのいつもの仕事が「たのしごと(楽しい仕事)」に変わる、販促のお役立ちネタを発信していこう!

そう思ってスタートした2011年のブログ。紆余曲折ありました。当時、アメブロをしていたんですが、嬉しくないコメントをいただいたこともありました。

 

まだか弱かったあの頃の私は、そんなことでメソメソ一日中悩みました(笑) リンガーハットのちゃんぽんを食べながら、知らない誰かのコメントのことを、泣きながら旦那に相談したことを今でもよく覚えています。

・・・ちなみに、旦那のアドバイスは「気にしちょ!」(甲州弁で「気にするな」)でした。笑

 

ブログを毎日、一年間書き続けたとき、「いつもためになる情報をありがとう!」「まっす〜のおかげで〝たのしごと〟できてるよ」そんな風に言ってくださる方が増えてきました。

 

ただ、一年間毎日書き続けているのに、売上げ(利益)には繋がっていませんでした。私の中で妙な確信があったから、利益にならないからって、決して辞めようとは思いませんでしたけどね。

 

そうして、ブログ開始から1年半が経ったある日、知らない携帯メールアドレスからセミナーのお問い合わせが届きました。

その後、数回のメールのやりとりを経て、先方のパソコンのアドレスから正式なご依頼メールをいただきました。それは、なんと、誰もが知る大企業さんでした。ちなみに、この企業さんでは今でも毎年、社内研修のご依頼をいただいています。

 

そのお問い合わせから、不思議なくらい立て続けにご依頼をいただくようになりました。それは今日まで途切れることなく続いていて、そのすべてが、私のブログをずっと読み続けてくださっている読者さんだったのです。

 

そして、最初にご連絡をいただいた企業の担当者さんの話しを伺うと、私のブログを一年くらいずーっと読み続けているそうで、今回、社内研修の機会があったから、真っ先に顔が浮かんだ私に連絡をくださったそうです。

もしも、私が一年ブログを継続したところで、「仕事に繋がらないから辞めよ〜」って投げ出してしまったら、私のブログを読み続けてくれていた人たちは「あ、この人辞めたんだ」って記憶からブログも、私自身のことも削除していたでしょう。

 

誰しも、今日ブログを読んで、明日お店に来てくれたり、仕事の依頼をくれるわけではありません。「タイミング」が合ったときに、「そうだ!いつもの〝あの人〟に!」と初めて行動してくれるんです。

 

だから、投げ出さずに、信じて続けることが大切だということを、私は誰よりもよく知っています。

ありがたいことに、昨日も一昨日も、何件も新規のお問い合わせがありました。どなたも、私のブログをみてくださっている方々です。毎日そうしたご連絡をいただき続けて、今では半年後のスケジュールまでお仕事がいっぱいです。

 

もしも、あの日ブログを途中で辞めていたら、今いるお客さんとは出会えていませんでした。そして、今日このブログを読んでくれているあなたにも会えていませんでした。

 

積み重ねたものは、無駄ではありません。大丈夫です、信じて続けましょう!


山梨県の温泉旅館、源泉舘さんでは、とても親切なサービスを始めたそうです。

それは、カイロのサービス。寒い日に温まってもらえるように、無料提供しているのだそうです。

 

ここに、「ご自由にお持ちください」というようなご案内POPをつけたいそうなのですが、もしかしたら本当に自由にガバッと一人でいっぱい持っていってしまう人がいるかもしれません。

だからといって、せっかくのお客さんを想う温かい気持ちが詰まった場所に、「お一人様お一つまででお願いします」なんて説教くさいことなんて書きたくありませんよね。

 

 

さぁ、あなただったら
どんなPOPを書きますか?

 

 

私はこんなPOPにしましたよ〜!

簡単なことですが、「おひとつどうぞ」と伝えることにしました。そして、お互いに優しい気持ちになれるように、ピンク色のハート形にして、(左から)女将さん、長女ちゃん、社長の3人のイラストを添えました。

 

伝え方っておもしろいですね!正解なんてないから、どんどん改良していくのみ!まずは、このご案内POPでどんな反応が得られるのか、楽しみです!

 

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