紅葉始まりだった徳島の翌日は、山梨県の下部温泉へ。すっかり秋の色に染まっていました!

 

私はPOPセミナーのときに、よくこんなことをお伝えします。

 

「POPは買って、買ってのツールではなくて、お客さんにいろんな情報を伝える〝親切〟なもの。だから、商品情報だけではなく、お客さんの知りたい情報を伝えよう!」

 

「お客さんからよく質問されることがあれば、一枚のPOPを貼ればお客さんの疑問は売り場で解決するし、同じことを何度も聞かれることがなくるよ!」

 

昨日はまさにそんなPOPを作成しました。

 

源泉舘さんで販売している桃農家の三枝さんの「桃瓶」は毎年大人気!昨日も何十個も売れていました。

とっても美味しい桃瓶ですが、ちょっと困ったことがあります。それは、フタがめちゃくちゃカタイこと!「部屋で食べようと思ったのにフタが開かないよ〜」というお声をよくいただいていました。

 

そこで、こんなPOPを作成!

桃瓶はマイナスドライバーで簡単に開けられます!

 

こうやって書くことで、マイナスドライバーを事前に借りることができますね♪

 

すべてのお客さんが疑問に思ったことを、質問してくれるわけではありません。ほとんどのお客さんは「まあ、いいか……。」で済ませて不満を蓄積していきます。

 

「POPに書くネタがない!」という方は、最近お客さんからどんな質問をされたのか、よーーーく思い出してみましょう!伝えるべき情報はたくさんあるはずです!


「仕事ってどんなイメージ?」徳島のパッケージ松浦の松浦社長の、小学生の娘ちゃんに質問してみました。

「まず、2つのイメージがあってね、ひとつめは大手オフィスのイメージでね、「課長〜、企画ができました〜!」「ダメだ!やり直しだ!」「ひいぃぃ〜」っていうイメージ」

 

ふたつめは〝パケマツ(パパである松浦さんの会社)〟のイメージ。「こんなデザインができました〜」「おぉ〜コレいいね!採用♪」「わ〜い」っていうイメージだよ!」

しっかりした答えに驚きました!10歳にも満たない娘ちゃんは、「仕事」をこんな風に捉えているみたい。しかも、大手オフィスでは、平社員の山田さん田中課長のやりとりらしい。笑

 

結局山田さんは3回目の企画でようやくOKがもらえたらしく、山田さんには強気な田中課長は、社長の前では山田くんのようになるらしい。笑

 

なるほど、大人の世界はこんな風に見えているんですね。そして、その世界とは別に父親の会社は「仕事 = 楽しい」と見えているみたい。

そんな娘ちゃんの話を一緒に聴いていた松浦パパは、「そんな風に思ってくれていたんだぁ」と嬉しそうでした。

 

そして、「大手オフィス」とか「課長」という言葉を知っていることにビックリしていました。笑

 

継ぎたい商売、仕事への希望、将来への期待、子どもにとって親の背中が、未来を映し出す水晶玉のようになっているんですね。

大人の何気ない一言が、行動が、将来へのワクワクに繋がる!

 

実家の姪っ子たちに会ったら、一緒にPOPづくりでもしながら、仕事や販促の楽しさを教えてあげようと思ったひと時でした。

 

それにしても、別れ際に「貴重なまっす〜さんと一緒に写真撮りたい!」と言って抱きつきながら写真を撮ってくれた娘ちゃん。もうメロメロに惚れてしまいました!笑


お風呂に入りながらAmazonプライムで適当に邦楽を聴いていたら、山崎まさよしの「One more time , One more change」が流れて、久々に聴いたけど改めて「いい曲〜!」と浸っていました。

なんだか、勝手に自分がドラマの主人公になった気分で、その場面が再現できちゃう曲。

 

気取ったり飾ったりせずに、カッコつけない日常の言葉だから、なんだか妙にリアルでイメージできちゃうんですよね。

 

最近の曲は全然知らないけど、ミスチルも、学生時代に友達が教えくれて好きだったBUMP OF CHICKENの「とっておきの唄」も、ピンポイントで絞られたシーンが歌詞の中に出てきて、それがなんだか妙にイメージできて共感しちゃうんですよね。

 

なぁんて考えていたら、ハッとしました!

 

POPやチラシ、販促の伝え方と同じだっ!

商品にPOPを貼っても、「いつでもどこでも使えます!」ではイメージできないから、イマイチ「欲しい」と思えません。

 

ランチバイキングに便利です」「常連Aさんは、赤ちゃんのあせも対策に使っています!」なんてシーンを絞ると、その商品を使っているイメージが明確に浮かびますね。

 

イメージのその先に「あ、コレがあったら便利だな。欲しいな!」が生まれてきます。

だから、山崎まさよしのような、ミスチルのような、バンプのような、そんなピンポイントな伝え方をしてみましょう〜!

 

ところで、山崎まさよしが流れるお風呂の中で、こんなことをワクワクしながら考えていたら・・・ドアの向こうから旦那が「あのさぁ、ちょっと音大きいよ、、、」と一言。あはっ!失礼いたしました〜!笑