入り口のドアを開けた瞬間に「うわ〜!コレもいいな!アレもいいな!楽しい!」と思うお店と「あ、もうお店から出よう」と思うお店ってありますよね。

お店

サービスエリアやお土産屋さんなど、売っている商品は同じでも感じる、この「違い」って何でしょう?

 

私は、売場の「温度」が違うように感じています。買い物をしたくなるお店は、売場全体から商品に対する愛やワクワク感、明るさが溢れ出しています。

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ディスプレイやPOPなど、買い物を楽しませてくれる仕掛けが隅々に施されていて、それらが「温度」となって伝わるんですよね。

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温度の高いお店は、アレもコレも欲しくなって、買い物が楽しくなるのですが、温度の低いお店は、何を買っていいのかわからずに迷うから、結局面倒臭くなって何も買わずにお店を出てしまう・・・。

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「買いたくなるお店って何だろう・・」頭でアレコレ考えるより、売場を見たら一瞬でわかりますね!ららぽーとTOKYO-BAYさんの1Fにある、ペットエコ横浜さんの売場を見て、つくづくそう感じました!

 

 

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あるお店のスタッフAさんに手書きPOPの書き方について伝えようとして、化粧水のPOPをお見せしました。

 

Aさん:えっ?たっか〜! 化粧水8,000円だって!ありえない!

 

POPを見たスタッフさんのリアクションがとても良くて、面白かった!どうして、こんなに高い物を買うのか、不思議がるスタッフさん。そこで、こんな話をしました。

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48ます八:例えば、お財布ってお金やカードを入れる役割を持ったものだけど、千円のものもあれば、10万円するものもあるよね。Aさんの使っているお財布は千円?

 

A:違うよ、8万円だよー!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:えー!?千円でも買えるお財布は、そこら中にたくさん売ってるのに、どうして8万円も出して、そのお財布を選んだの?

 

A:好きなブランドの物を持ってると、テンション上がるから!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:そうそう!その気持ちになるために、お財布が千円でも買えるのに、数万円払ったんだよね!つまり、Aさんは、お財布をお金を収納する道具としてだけじゃなくて、〝Happyな気持ちになれる〟とか、そういう部分に価値を感じて、たくさんのお金を払ったんだよね!

 

A:あっ、そういうことか!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:もちろん、それに求めるものは人それぞれ違うから、千円のお財布で十分って人もいれば、何十万円のお財布じゃなきゃ嫌!って人もいるでしょ?だから、8000円の化粧水も、Aさんは高い!って思うけど、他の人は安い!って思うかもしれない

 

A:確かに!

 

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:だから、何でも安いものしか売れないとは限らないし、POPを使って商品にどれだけ素敵な魅力があるか伝えることで、その価値にまだ気づいていない人に「あ、これ必要だ!」って思ってもらえそうだよね!

 

A:うわ〜!そっかぁ〜!それじゃ、うちの商品の価値も伝えなきゃヤバイじゃん!

 

こうして、無事、販促の書・第1章がスタッフさんに伝わりました。アルバイトさんや若手スタッフさんに、こうした考え方を理解してもらうには、まずは身近な例え話で自分の行動や体験に置き換えて考えてもらうところから始めるといいですね。

 

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昨日は、諏訪商工会議所さん主催のチラシセミナーを開催しました。

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カネキュウ・久保田さんのFBより

 

チラシセミナーは、ものすごい濃厚すぎて頭から煙が出そうなんですが、「チラシづくりや販促の基本をバッチリ押さえることができる」と人気のセミナーです。

 

セミナーが終わると、「こんなに大切なノウハウを全部出しちゃって大丈夫ですか?」とよく言われます。が、大丈夫です!

3 のコピー

全部出したのに、いや、全部出すからこそ、セミナーの後は「うちのチラシつくってもらえませんか?」というご相談をいただくんです。この場合、ある理由をお伝えして、やんわりお断りさせていただくんですけどね(笑)

 

私のセミナーの目的は、販促物制作のお仕事をいただくことではなく、販促で困っている方が、ノウハウを知って力を付けて、ご自身で効果的な販促物をつくれるようになること、それによって、いつもの仕事が「たのしごと」になることです。

たのしごと進化論

いくら私がチラシをつくらせていただいて、物が売れたり来店に繋がったりしても、それは私のノウハウにしかならず、クライアントさんご自身のノウハウの蓄積にはならないからです。これでは永遠にチラシを依頼し続けなければなりません。

 

だから、基本的に販促物の制作サポートやアドバイザーとしてのお仕事はお請けしても、印刷会社に務めていた時のように、企画制作を完全に行なわないように心がけています。

 

・・・話を戻しましょう。

 

経験上、「続きは有料で」など、一番いい部分の情報を出し惜しみするより、有益な情報こそ気前よく出してしまった方が、「欲しい!」と言っていただけたり、「いい話を聞いた」と次の紹介に繋がったりします。

 

誰でも、その先を隠して見せない人より、確実にいいとわかる人から買いたいと思いますよね?無料で物やサービスをあげるという話ではありません。その道のプロとして信頼されるような情報は出し惜しみしないようにしよう!というお話です。参考にしてみてくださいね。

 

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