いつものように一人焼き肉をするため、開店よりちょっと早めに「焼肉 希夢知」へ行くと店長が「美沙緒ちゃん、ボク億万長者になっちゃうかも〜♡」とニヤニヤ。

冷めた目の女の子え、えぇ。

 

そんなことより、私は早く肉が食べたかったのですが、一応「なんでですかー」と訪ねると、「川に行ったら川底がキラキラ光っていて、金らしきものが混ざっていたから、鑑定に出している」とのこと。

冷めた目の女の子あ、はい。

 

実際に見たら・・・うーん、ちょっとコレ違くない?「人の夢を壊すようなことを言うんじゃない」と怒られました(笑)

 

こんな風に定期的に変なことを言って夢見る店長は、どこか天然で憎めないオッチャンなんですが、お店のお肉めちゃくちゃ美味しいんだから、自分の商品を発信すればいいのに〜!と毎回言っています。

 

これは笑い話なんですが、他人事ではありません。

 

「新規のお客さまがドカーンと入ってくれたらな」なんて妄想を繰り広げるより、今現在「あなたのお店が好き」と言ってくれている、常連さんを喜ばせることを考えましょう♪

 

POPやお手紙を書いたり、面白いメニュー名を考えたり、ブログを更新したり。やることはいっぱいあります!砂金を採っている暇はありません(笑)

まっす〜困る

まぁ、土曜日に鑑定の結果が出るみたいなので、一応楽しみにしていたいと思います。男のロマンらしいので。


近くを通りかかったので、以前POPのお手伝いをした、石和の老舗旅館・糸柳さんに行ってみると、あのとき(2013年のクリスマス)に書いたPOPたちが現役で活躍していました!

POPあのときのビフォーアフター( ⇒ 詳しくはこちら

 

「よく売れるようになったし、売り場が明るくなった」とレジ係の女性。お客さまと会話が弾むようになったそうです。

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確かに売り場の雰囲気が変わりました!POP導入当初、スタッフの間では「高級感が損なわれてしまうのでは?」という不安の声も聞こえましたが、実際にやってみたら、その効果やお客さまの反応などが良く、少しずつPOPを増やしているのだそうです。

 

ちなみに、もし高級感を出したければ、和紙や筆ペンを使うなど方法はくらでもあります。まずはやってみることが大切ですね♪

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あるブログ読者さんが、「某通信講座でPOPを学ぼうとしたら、赤ペンがビッシリでやる気がダウンしちゃった」と言っていましたが、自分のお店のこと、いつも来てくれるお客さまのことは、赤ペン先生よりあなたの方が詳しいんです。

 

だから、どんどん現場で実践した方が、お客さまが喜ぶコツや、売れるキャッチコピー、効果の出るPOP・出ないPOPの違いなど、様々なものが早く身につきます!POPを貼る前段階で、あなたのやる気にまで赤ペンが入ってしまったら、意味がありません。笑

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このブログに書いてあることをそのまま実践して、「売れた!」「仕事が楽しくなった!」とメッセージをくださる方がとっても多いんです!どんどん真似してください。そのために書いているブログですから!

 

それに、POPの文字だって、ドラッグストアなどでよく見る字体よりも、あなたらしさが伝わるものの方がずっと魅力的。誰の文字かわからないPOPではなく、あなたの顔が見えるPOPは、お客さまから「あなたが紹介してくれたなら間違いないわね!」と言われる関係性だって築けます。

手書きPOPなんて結局センスでしょ?という方へ

 

 

ちょいとここで、下の写真にご注目ください。

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2枚は同じスーパーやまとさんのお惣菜コーナーのPOPですが、上は小淵沢店の秋山さんのもので、下は竜王店の五味さんが書いたもの。

 

秋山さんはいつもかわいい色づかいで、話しかけるような優しいPOPを書きます。五味さんは筆ペンが得意で、元気な色使いや折り紙などを使った工夫が目を惹きます。二人が見分けがつかないようなPOPを書いていたらつまらないし、親しみを感じることもないですよね。このように個性が出せることが、手書きPOPの良いところなんです。

 

大丈夫!命を取られるわけではないんだから、どんどん実践して、どんどん失敗して、どんどん改善して、どんどん成功すればいいんです!私もそうやってきたし、今でもそうしています♪だから、楽しみながら、頑張ってくださいね☆

 

もしPOPづくりのヒントが欲しい方は、私の本『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』をチェックしてみてくださいね〜。


まだ会社勤めだった頃、ガツガツ新しいことを学び、実践しまくっていた私は、仕事を抱え過ぎて、一人残業の日々でした。

げっそりまっすー

実際は暴食に走り、逆に太っていきましたが・・(笑)

 

新しいアイデアを練って、原稿をつくって、ラフを描いて、お客さんとやり取りをして。POPを書いて、反応をみて、改善して、また実践して。気がついたら、手元には自分にしかできない仕事だらけになっていました。こうして、仕事は増えていく一方。

 

そんな時、社長から言われたのが、「仕事を細分化して他の人に引き継いで、増澤はどんどん新しい仕事をしろ」ってこと。店舗の販促支援をするのに、チェックリストをつくって、後輩でも私と同じ目で売り場を診られるようにしたり、私と同じようにPOPを書けるように、書き順やポイントをまとめた資料をつくったり。

スクリーンショット 2015-06-17 20.49.35当時作成した懐かしい資料

 

新入社員がすぐにできるようになる資料だから、相当な細分化と超わかりやすい資料をつくるスキルが身についていきました。あと、なかなか仕事に熱が入らない人のモチベーションの上げ方とか。

 

こういう機会も与えてくれた社長には本当に感謝で、何かを経験したら、できるようになったら、知識を得たら、それらを細分化して誰でもできる言葉に変えて伝える、というクセがつきました。これは、すぐに実践できる販促セミナーやこのブログなど、バッチリ今に繋がっています♪

 

SNSで個人の発信が世界中に広がる今は、自分のノウハウを自分だけのものにせず、みんなにシェアして、信頼や関係性を築く時代。何だか知らないものを隠し持っている“自称プロ”より、知識を気前よく発信してくれる人の方が、プロとして信頼できますよね。知識を細分化して発信するクセをつけましょう。

いろいろ

ところで、深夜に一人で会社にいて一番怖かったのは、黒くて素早い「あの虫」が出ること。奴の存在を確認したら、もう仕事どころではありません。今思い出しても震えます・・。