昨日は桜満開の名古屋へ。パン屋さん向けのPOPセミナーを行ないました!2019年2月に福岡でお話しさせていただき、今回は2回目の開催でした〜。

つい余分に買っちゃいそう!パン屋さんの美味しそうな手書きPOP

 

みなさんそれぞれのお店で販売しているパンの写真を持ってきたり、その場にある折り紙やマステを活用しながら、インパクトある楽しいPOPが並びました!

かわいいカメのメロンパン「カメロン」のPOPにほっこり〜!わくわく楽しいイメージが広がる、素敵なキャッチコピーですね!

イラストが描けるようになった!と、さっそく実践してくれたPOP。お店の真っ直ぐな想いが伝わってきますね!

「かわいい〜!」と会場がザワついていたPOP!これは思わず見てにっこりしちゃいますね♪ こなれ感満載でうが、なななんと、POP書いたことない!という、ご主人がこんなに素敵に書いてくれました!

これこれ!こういうPOPが一枚あると、初めて行くお店でも安心してお買い物できますよね。とても親切なPOPです。

店主さんの自画像入りの POP!手書き文字が苦手とのことでしたが、温かみがあってすごくいいな〜と思いませんか♪

枠からはみ出す大きな写真がインパクト大!もしこのPOPをお店で見たら「ハマる人急増中!」のキャッチコピーに惹かれて買っちゃうなぁ〜。

「POP本、持ってます!」と京都から参加してくれたパン屋さん。よくPOPを書かれている奥さまに変わって、ご主人が参加してくれました!

大胆にPOPの半分のスペースを使った大きな写真がとても美味しそうだし、心をくすぐられる魅力的な言葉がとてもいいですね!お店に貼ったらすぐに反応ありそう〜!!

 

みなさんイラストにしても筆文字にしても、セミナー中に練習したことをすぐに実践に活かされていました!しかも、既にお店独自のテイストにしていて素晴らしい〜!!

質問もたくさんいただき、熱心さが伝わってきました!パン屋さんと手書きPOPはめちゃくちゃ相性がいいので、ぜひぜひ今後も楽しく実践していただけたら嬉しいな!

 

帰りの新幹線に乗る前に、名古屋駅の高島屋B1Fでお惣菜を買っていたら・・レジのPOPに私が描いたイラストを発見!思わず販売員さんに、この絵描いたの私です!と主張しちゃいました。笑

 

お店の人もえええ!?とびっくり。全国各地で見覚えのあるイラストやPOPに出逢えるって楽しいなぁ!

 


お客さま視点になんて、どうしてもなれないよ〜!

それなら……

やめちゃいましょう!

 

私は販促のヒントを日頃どこで見つけているかというと、お客さんからの問い合わせだったり、会話の内容から「こういう商品サービスがあればもっとお役に立てるだろうな!」と考えたり、

 

自分がお客さん側の立場のときに「うわー!コレ欲しい!」「このポスター目を引くな〜!」「見やすいデザインだな!」とスマホで写真を撮ったりしながら、ヒントを得ています。

同じ場面を目にしてヒントを得られるか、何も引っかからずにスルーしてしまうか、意識ひとつなんです。

 

慣れてしまえばヒントを得るための行動が無意識でできるようになるんですが、それまでは以下を意識しながら行動してみましょう。

 

・お客さまからの質問を書き留める

・思わず買ってしまった販促物を写真に残す

・全部読んでしまったチラシを写真に残す

・思わずクリックしてしまったタイトルを書き留める

・購入を決断したレビューの言葉を書き留める

・気になった販促物を写真に残す

 

これをやっていくだけで、日々の販促が本当に変わるので、ぜひやってみてくださいね!

 


売れるPOPが書ける人、集客に成功しているチラシを発行しているお店など、販促がうまくいっている人やお店に共通して言えるのが、「売るためにやっていない」ということです。

 

逆に、「POPを書いてもチラシを出してもイマイチ反応が悪い」という人やお店に共通しているのが、「売るためにやっている」なんです。

 

「えっ!販促物なんて売るためにやるんじゃないの!?」って矛盾を感じませんか?

ちょっと話が変わりますが、あなたは家電製品や書籍、コスメを選ぶとき、週末に友達と食事へ行くお店を選ぶとき、何を参考にしますか?

 

企業やお店のウェブサイトよりも、お客さんのクチコミを熱心にチェックしませんか?実際にその商品を使っている人やお店を訪れた知人の感想を参考にすることもありますよね。

 

それは、企業やお店の発信は「宣伝」だから、いいことを言って当然だけど、お客さんのクチコミは良し悪しが素直な言葉で伝えられているから、「信用できる」と感じるからではないでしょうか。

「売るために販促をしているのではない人」は、何のために発信しているのかというと、自分が実際に商品を使ってみて(体験してみて/食べてみて)、気に入った点をシェアしたくて伝えているんですよね。

 

「どうしてシェアしたいの?」と、さらに深掘りしていくと、「お客さまに喜んで欲しいから」という理由につながっていきます。

 

下のPOPを見ると、売るためにやっているのではなく、自分自身もその商品が大好きで、相手にも同様にHappyになって欲しくて伝えているんだなぁ〜と感じませんか?

「大好き!」が伝わってくるから、その商品の いちファン としての「クチコミ感」があるんですよね。 ⇒ コチラにも満載です!

 

一方、「売るために販促している人」の発信の多くは、「商品を売ろう!」という気持ちから、商品説明になってしまいがちで「宣伝感」が強くなってしまいます。

 

「売ろう!売ろう!」ではなく、「喜んでもらいたい!好きをシェアしたい!」そんな気持ちで販促に取り組んでみてくださいね♪