POPやチラシなどの販促物に「押売り感」を無くした〜い!ーー現場のスタッフさんからよく相談されることです。

 

自分がお客の立場でも、押売りされたら逃げたくなりますが、クチコミは前のめりで興味津々になりますよね。

 

販促物でクチコミ感を出すために、身近な言葉で自分の経験を伝えてみましょう!

まるで話し言葉のようなラフな言葉で伝えているPOPは思わず楽しく読んでしまいますよね♪

「ちょっと聞いてっ!!」と書かれたキャッチコピーが目に入ったら、続きが気になっちゃう!参考になりますよね〜。

押売り感よりもクチコミ感!意識してみましょう♪


・チラシを出しても相見積で結局競合に負けて反応が薄〜い

・競合と似ている…というか、この業界みんな同じようなチラシ。もうどうすればいいのやら…

ウチらしさが全然打ち出せてなぁーーい!

ーーチラシのお悩み、ありませんか?

そんなあなたへ今から10の質問をするので、ぜひチラシを片手に答えてみてください。

 

【1】瞬時に「読むの面倒くさそう」って感じませんか?

【2】目がチカチカしませんか?文字は読みやすそうですか?

【3】チラシを手にした瞬間(0.2秒後)に目が向かうのはどこですか?

【4】そこからどんな印象を受けますか?

【5】価格で勝負したくないと言いつつ、安さを強調したスーパーの特売チラシのようになっていませんか?

【6】その文字を見て、その先もしっかり読みたいと思いますか?

【7】そのチラシを見て興味を持ったら、次にどうすればいいか、すぐ(5秒以内)にわかりますか?

【8】そのチラシから「いい会社・お店だな」と好印象を抱きますか?

【9】お客さまに寄り添うより、一方的に会社・お店がPRしたことをを伝えていませんか?

【10】チラシを見てお客さまの心配事が安心に変わりそうですか?

 

この10の質問に答えてみれば、きっと「あ、次のチラシはここを改善してみようかな」というヒントが見つかるはず!

 

ぜひやってみてくださいね♪


諏訪商工会議所さんの「専門家派遣」というお仕事で、居酒屋さんと養鶏場さんの販促物づくりのサポートに行ってきました!

 

今回のブログでは、居酒屋さんのチラシを紹介します。

 

諏訪湖の観光地にある 和風居酒屋 山長(やまちょう)さんから、「近隣の宿泊施設に設置するチラシをつくりたいけど思うように伝えられない」とご相談いただきました。

奥さんがアイビスペイントで作成したチラシ

 

まず、見た瞬間に目に飛び込んできて「ここに行こう!」と思うインパクトある情報を載せた方がいいことを提案。

 

A4のチラシをそのまま設置することもあれば、スペース的に三つ折り(もしくは二つ折り)で設置したり手渡しすることも多いのでは?と思いました。

仮に三つ折りにされると、上の図の通り。手に取った人からしたら、飲食店かどうかすら瞬時にわかりません。

 

そこで、奥さんが作ったデータをザクザク動かしながら、三分割でチラシの構成を考えるようにお伝えしました。

かなりザックリしていますが、配置は次の通り。

1段目:観光や出張客に人気メニューを大きく掲載、「徒歩で行ける」を強調

2段目:その他のおすすめメニュー

3段目:店舗情報や地図QR

 

このザックリなラフと、私の説明を基に奥さんが作ったチラシにメリハリや装飾などを施して、完成したチラシがこちら!

すごい!2時間程でめちゃくちゃいい感じになりました!(拍手〜!)

 

ちなみに三つ折り時はこんな感じ!瞬時に「食事」「お酒」という情報が伝わりますよね!

他にも、以下のアドバイスをしました。

・タイトルとその他でフォントを変える

・強調する文字を考え都度サイズを変える

・白抜き文字も入れてメリハリ出す

・料理詳細は来店後に決めるから不要(それよりキャッチコピーを!)

・初来店でもわかりやすいように外観写真を

 

ということで、かなり濃厚な時間になりました!その場で成果物ができるのが嬉しいですよね♪

 

商工会や商工会議所の専門家派遣でも、普段のアドバイスでも私が大事にしていることは、「私がいなくてもそれができるようにすること」です。今回奥さんの力で素晴らしい進化を遂げることができました!

来月は鳥取県で専門家派遣のお仕事があるので、どんなお手伝いができるか今からめちゃくちゃ楽しみ!まっすー呼びたい!という事業者さんは、所属している商工会や商工会議所に相談してみてくださいね〜♪