昨日は、住宅関係の方々向けにDM & チラシセミナーを開催しました。

 

会場に入って着席するなり「私センスないから無理〜」「絵心ないので不安」という声が聞こえて嬉しくなりました♪ だって、そういう人にこそ参加して欲しいセミナーだから!

 

苦手をサクッと解決したら、みなさんとっても素敵なお手紙を書かれていました!

住宅関係のチラシと言えば、「安心の〇〇工法です!」「〇〇システム採用」など、専門用語というか、独自の技術の名称を目立たせるものが多いです。

 

でも・・・正直「へぇ、この家〇〇工法なのね!買うわ!」ってならないですよね。私が家を建てるとしたら、別に〇〇工法の家が欲しいわけではありません。

 

地震速報が流れる度に「あ、我が家は強い家だから、もしもの時に安心できるなぁ」と思えたり、エアコンやヒーターに頼らなくても、暮らしやすい室温を保ってくれる家が欲しいんです。

 

売り手やつくり手は、つい技術やスペックを伝えたくなってしまうんですが、地震に強い家なら、別に「〇〇工法」でなくても、「すごはん工法」でも何でもいいんです。

 

だから、あまり商品名や技術名にこだわらない方がいいです。

 

次回一般参加OKのチラシセミナーは、2/22 大阪開催です!気になる方はコチラをチェックしてくださいね〜。

 

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すごはん


たのしごたーず(「たのしごと」をする仲間たちのこと)の曽我ちゃんが、とってもおもしろいお店のチラシを紹介してくれました!

どどーーーん!年賀状風チラシ!かわいい♡

 

曽我ちゃんはとってもかわいい妖精のような女の子ですが、千葉県のベーカリーハイジっていうパン屋さんの販促をほぼ1人で担当しているんです!詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでくださいね。

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曽我ちゃんは、「お客さんにワクワクしながらパンを選んで欲しい!パンのある生活を楽しんでもらいたい!」という想いで、チラシやPOPなどの販促物を試行錯誤しながら手づくりしています。

 

今回そんな曽我ちゃんの想いが、よーーーく伝わってくる部分が、こちら!

郵便番号にご注目!「307ー2525」は「みんなにこにこ」だし、「812・2017」は、「ハイジ2017年Start★」を意味しているんです!

 

こういう隠し遊び心って大好き!だって、つくり手のワクワク感が伝わってくるから。

 

実は私も温泉旅館の源泉舘さんのパンフレットに、こんな隠しメッセージを仕込みました。

「0011263755」どんなメッセージが隠れているか、わかりますでしょうか?

答えは、「おお、いい風呂!皆GO・GO!」です♪ ぜひ、細部の遊び心を大切にしてくださいね!

 

それにしても、曽我ちゃんの成長が眩しすぎて、またハイジに行きたくなってきた〜。

ハイジは「手づくり販促物で、こんなにもお店をワクワク空間に変えられるんだ!」っていうことが実際に見て学べるお店です。千葉県内の方はもちろん、県外の方でも勉強になるので、ぜひ時間をつくって行ってみてくださいね!

そしてパンもめっちゃ美味しいので必食です!特にカフェオレ味のあんぱんは、衝撃的に美味しすぎて一度食べたら忘れられない味!・・・また食べたくなってきたぁぁ。

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これからも曽我ちゃんの「たのしごと」から目が離せません〜!


今日のブログは “けっこう大事” なことを書きます。伝え方の上手・下手って生まれ持ったセンスだけではなく、後からいくらでも身につけることができます。

 

やっぱり普段から「意識」することが大事で、プロのコピーライターや私のような言葉を扱う仕事をしている人は、24時間365日、目や耳から入る言葉を敏感にキャッチする人が多いです。

だから、全然関係なさそうな会話をしていても「あ、今の言葉おもしろいね!」「あ、この見せ方うまいな!」と、メモや写真を撮ることが多々あります。

 

例えば私が響いた言葉のひとつ、「とてつもない」という表現方法。これっておもしろい言葉だな、って思いました。

「すごく」「めちゃくちゃ」「超」「やばい」は使われ過ぎているから、「すごく大きい」とか「超大きい」は想定の範囲内って感じだけど、「とてつもない」はあまり使わないし、耳にしない。でも何となくスゴイってわかる。

 

だから「とてつもなく大きい」って言うと、なんだか想像できなくて、興味が湧いてくるんですよね。

 

実際に「この度、とてつもなく美味しいお菓子を入荷しました」ってPOPを書いた、“やばいほど地味”なお菓子が、“とてつもなく売れた”ことがありました。

これはもう一つ「引っかかり」をつくっていて、「この度」という丁寧な伝え方と、「とてつもなく〜」のワンパクさというまったく違う2つの性格が混在しているから、何だかちょっと変で気になるコピーになっているんです。

 

完璧じゃなくて、あえて違和感を残したり、キレイに整え過ぎなかったりすると印象に残るんです。キャッチコピーづくりって、奥が深くておもしろいですよね〜。

天才は天才でいるかもしれません。でも、スタート地点は一緒なのに、「わぁ!才能あるね!・・・私は無理だぁ」というひと言で片付けてしまう人と、「これ、うまいなぁ〜」と唸りたくなるキャッチコピーをつくれるようになる人の差は、その後の「意識の数」です。

 

「こんなの、やっぱりセンスだよ〜!あの人だからできるんだよ!」っていうのは、創意工夫や努力・改善を諦める悪魔の呪文。使わないようにしましょう。

「チラシつくるぞ!POP書くぞ!」のタイミングで考えるんじゃなくて、普段の会話やラジオから聴こえる言葉を聞き流さずに拾い上げて、自分の引き出しを豊かにしていきましょうね♪