前回に続いて、不老閣さんの入浴マナーアップのためのご案内のPOP紹介!最初にA4のコピー用紙に筆ペンでメッセージとイラストを描きました。

ちなみに、私は「ほっぺ」を描く瞬間がたまらなく大好きです♡ なんだかイラストに命を吹き込んでいるような気持ちになります。

 

色が塗れたら、イラストのフチに沿って丁寧にはさみで切りまーす!

下をちょこっと残してあるのは「のりしろ」用に使うため。水色の画用紙を波形にカットしたところに、人のイラストを貼れば、温泉に入っているみたい!

今度は、女将さんのイラストを作成。筆ペンでイラストを描いて、コピックで色を付けています。

顔と手を一緒に描くのが難しかったら、手はこんな風に後から付ければOKです。呼びかけているような感じになりました♪

背景に色画用紙を貼って、上下にマスキングテープを貼ったら完成!

みんながマナーを守って、心から気持ちよく入浴できますように☆

 

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すごはん


ラジウム泉で有名な不老閣さんには、全国各地から湯治のお客さんが大勢訪れます。体力が低下していても、つい「せっかく来たから」といって無理をして長湯をしてしまっては、身体に負担がかかり、逆に体調を崩してしまう可能性も。

 

特に、ラジウム泉の入浴は1回あたり長くても1時間までにした方が良いので(たしか…)、無理は禁物!そこで、こんなご案内をお風呂の入口に貼っていました。

不老閣さんはとても温かみのある旅館ですが、これではちょっと寂しい感じがしますね。目立たないので、そのまま気付かずにスルーしてしまうお客さんもいそうです。そこで、手書きにチェーーンジ!

パッと目立つように、黄色の紙に赤いフチ。「ご注目!!」のふきだしも枠から飛び出させてみました。なつかしの「ブサカワ猫」も登場。制作時間は12、3分くらいで、体温の伝わる注意書きになりました。

 

それから不老閣さんには、熱したラジウム石にラジウム泉を掛けて蒸気を発生させる「蒸気吸入室」があるんですが、ここにもよくお客さんがやりがちな行動に対しての注意書きを柔らかく伝えることにしました。

しっかり伝えることは伝えつつ、目を惹きつつ、体温を感じる注意書き。ぜひ取り入れてみてくださいね♪

 

 


源泉舘さんでは、POPやニューズレターはもちろん、FAX送信状から封筒まで、「無意識」のものはありません。

すべて、お客さんが喜んでくれるように、自分たちらしさが伝わるように、意識のあるもの、意味のあるものにしています。

 

もちろん、これも例外ではありません。旅館に宿泊する際にお部屋に置かれている、新聞のテレビ欄!普通はただコピーした物をテーブルに置いてあるだけ、というパターンが多いですよね。

源泉舘さんでは、こんな感じになっています。細かい部分だけど、こういうものがたくさん集まっていくことで「世界観」がつくられていくんですよね〜。

 

だいぶ前につくったので、この度リニューアルすることに!こんな感じでつくりました。(かなり上達しました!! 笑)

テレビ番組っぽいイラストを入れたかったので、元高校球児の社長にはバットを持ってもらい、女将さんにはアイドルになってもらいました(笑)

このブログの中で何度もお伝えしていますが、コピックの「グレー」は、かなり使えます!こういう白黒ものにも濃淡を付けられるので、1色印刷でも華やかになりますよ。

こちらのブログで詳しく書いているのですが、背景があるかどうかで、仕上がりが全然違うので、仕上げには薄いグレーで水玉を書きました。

 

「たのしごとは細部に宿る!」ということで、何気ない部分にも意味を持たせて、こだわっていきましょうね〜。