先月、今月と地元商店街の販促相談&アドバイスを行なっています。昨日は飲食店さんへ。集客と売上がテーマです。

 

飲食店さんの場合は表に食べ物の写真があるだけで、食べたい度がグンと上がります。特に、自家製トマトソースをたっぷり使ったスパゲティや山賊焼(大きな鶏もも肉をニンニク醤油に漬け込んで片栗粉で揚げた地元名物)が人気ということで、どちらも写真映えしそう!

お客さんの中には「喫茶店だと思ったから、ガッツリ食事もできるなんて知らなかった」という方もいるそうで、なおさら写真が必要ですね。

 

それから、メニューも工夫が必要。学生さんが多いとのことで、学生専用メニューを作っているとのこと。これはとても素晴らしい取り組みなので、メニューの内容もちょっと工夫するだけできっと反応が変わってきます。

 

例えば、今はデザート系が充実しているのですが、山賊焼やフライドポテトなどもメニューにあるので、「みんなでシェアできる!ちょこっと小腹メニュー」みたいなタイトルにして、山賊焼は大きいので「一口サイズにカットすることもできるので、お申し付けください」と付け加えると、グッと注文しやすくなります。

 

私が女子高生の頃、サークルKの焼肉弁当(1300kcal)だけでは足りず、カップ麺も食べるくらい食欲旺盛だったし、帰り道ではよくコンビニ唐揚げなど食べていた(あの頃は何を食べても太らなかったのに、今はなぜ…!?)ので、山賊焼とかめっちゃ食べたいと思うんですよねー。笑

何も伝えなければジュース一杯とスイーツだけかもしれませんが、伝えることでプラス一品の購入に十分つなげられます。

 

それから、SNSの活用も重要!現在やられているSNSやウェブサイトなどを見直して、検索したときに上位に出てくるようなアドバイスや、フォロワーを増やすために絶対にすべきことをお伝えしました。

 

できることはたくさんあります!たくさん実践して、いい結果につながればいいなぁ〜。


私の仕事はほぼメールでご依頼いただいて、その後のやり取りもほとんどメールで完結。

会社員時代は、毎日何件も打ち合わせが詰まっていたので、それを考えると直接会っての打ち合わせは今ではほとんどないし、仕事の電話もほぼ鳴りません。

 

先日、長年親しくさせていただいている方と久しぶりにお会いした際、ずーーっと電話が鳴りっぱなしでした。

 

社長さんだし忙しそうだなと思ったんですが、後日再びお会いした時にもすぐに電話が。よくよく思い返してみると、そういえば昔から電話が頻繁でした。

最近おばさんパワーが身について、オブラートをどこかに忘れてきてしまった私は、「もしこれがお客さんだったら、せっかく会えているのに電話ばかりして寂しいなぁと感じるし、大事にされていないと感じますよ!」と伝えました。

 

話を伺うと、ほとんどがお客さんからのお問い合わせで、仕方のないことらしいです。しつこい私は、仕方がないで済ませられません。

 

そこで話題は「電話でのお問い合わせ件数を少なくする仕組みづくり」に。

 

これはPOPセミナーで毎回お伝えするんですが、「別々のお客さんから2回同じ質問をされたら、それは多くの人がわからないと感じていることだから、質問の答えをPOPに書きましょう!」という話が、まさに今回の解決策だと思いました。

この小売店ではウェブサイトもブログもリニューアルして放置状態。お店にPOPもなく、商品名と値段以外の情報がほとんどありません。

 

なので、商品説明は社長やスタッフさんがお客さんに直接口頭で伝えるのみ。これでは、わからないことは直接電話するしかありません。

 

「わからないことは、ブログ内検索すれば関連記事がすぐに見つかって、解決策が書かれている」というくらいブログ記事を蓄積すれば、昨日のブログで紹介した明和産業さんのように、ブログ内で問題解決してくれます。

お問い合わせ電話が来ないから購入につながらないんじゃないか?という心配はありません。

 

むしろその逆で、ブログ内で問題解決するくらいしっかり記事(知識)を発信し続けて、蓄積している人やお店には「信頼」が生まれるし、わからないことだらけで毎回電話をしなければ解決しないお店は「不安」とか「不親切」と感じるのではないでしょうか。

 

どちらで買い物をしたいか、友達に紹介したいか、考えるまでもありません。お問い合わせが多いということは「情報不足」が原因かも。伝えましょう!

 

そして、時間(=命)を使って一緒にいられる相手を大切にしたい!改めてそんなことを考えました。


講演やプレゼンテーションが仕事ではないけれど、話をする機会があるからパワーポイントの使い方を教えて〜!最近こういうご依頼がちょこちょこ増えています。

 

まず、これだけは言わせてください!

スライドのつくり方で全体の印象が物凄く変わります!!!!!

「飽きなかった!話を聴けてよかった!満足した!おもしろかった!わかりやすかった!やる気がアップした!」

 

話をし終えた時、聴き手にこう感じてもらいたいのなら、スライドのつくり方にこだわりましょう!!  ポイントは100個くらいあるんですが、今回は中でも重要な5つだけ紹介します。

 

1.字体・文字サイズは大胆に

文字サイズが細かいと見えずらいし、文字びっしりのスライドが出てきた瞬間に「あ、そういう系ね…」と思われます。

 

字体(フォント)は太くて安定感のあるガッチリしたものを選び、文字サイズは大胆に大きくした方が説得力が増します。詳しくは下の記事を!

【パワポ・Keynote】ワクワクするプレゼン資料のつくり方〜超初級編〜

 

2.文章は悪

スライドの文章を読む話し手の話をじっと聴くことほど退屈なことはありません。私は、反射的にスライドに長文が出てきた瞬間に脳味噌スイッチが切れます。

 

文章は今から自分が話すのだから、スライドに記載する必要はありません。ポイントを箇条書きにしてある方が新設だし、その分文字サイズも大きくできます。

 

また、突然キーワードとなる単語がパッと最初に出てきたら「どういう意味だろう?」と一気に気になる、聴きたいモードになります。「スライド内の文章は悪」だと思いましょう!笑

 

3.一話10分が限度

どんなに興味のある話でも、10分集中して聞いたら飽きてきます。一つの話は10分以内にまとめて、もし長くなりそうなら、細かく分けて話しましょう。「章」→「節」→「項」で構成されている本のイメージとまったく同じです。

 

「ここで一つ話が終わりますよ〜!」「ここから新しい一話が始まりますよ〜」という〝間〟をつくりましょう。

 

それから、聴くだけではなく聴き手にも「考える」とか「話す」時間があるといい刺激になって前のめりで参加してくれるようになります。

 

4.意外な言葉を入れる

当たり前のことを当たり前に書いてもおもしろくないし、登場したスライドからその後の話の展開が見えているのに、それを長々聞かなきゃいけないのは、ネタバレした映画を観るレベルで苦痛です。

 

でも、変な言葉や意外な言葉が突然出てくると、「!?」と感じますよね。変な言葉からは話の展開が見えないので、「なんだろう?よく聴かなきゃ」という気持ちになります。

 

上で紹介した2の「文章は悪」というのがその例。この文字を見た瞬間、「ん!?」となりませんでしたか?

 

そうそう、全スライドを印刷して最初に配るのも「ネタバレ」になるので、おすすめしません。

 

5.自分がおもしろがる

もし真顔で喋っていたり、どんよりフェイスで喋っている人の話を1時間聴き続けたら・・・自分も同じ顔になっちゃいそうですよね。笑

 

もし、これから伝えることでHappyになったり、希望が持てたりする話をするのなら、うんとHappyに伝えないと説得力ゼロです。

 

私は販促がおもしろくて仕方ないし、販促によって仕事がめちゃくちゃ楽しくなるし、販促でいいご縁といっぱいつながるので、販促セミナーの最中はずっとニコニコ(ニタニタ?)しています!

 

だからこそ、見た瞬間に自分のテンションが上がるスライドにしましょう!

講談師のように言葉だけで惹きつける特別な力があればいいのかもしれませんが、それは難しい話。だからスライドで補うんです!魅せるスライド、つくりましょう!

 

そしてさいごに、「時間は命」です!「聴き手の命の時間を使ってもらい、伝える機会をいただけているのだ」ということをまず考えれば、きっと相手想いの、いい時間を生み出すことができるでしょう〜!