地方へ旅行に行ったら、観光地だけでなく「道の駅」も訪れるのが楽しみ!という方は少なくありません。もちろん、私もその一人。

 

その地域限定の食や雑貨が揃っているし、車なら野菜や冷蔵品なども買って帰ることができるし、楽しいんですよね〜。

でも、残念なことに、せっかくの特産品の魅力を伝え切れていない道の駅がほとんどです。隅っこで売られている地味な商品だって、食べてみたらすっごく美味しい!というパターンがよくあるので、もったいないなぁ〜と思ってしまいます。

 

特に、商品は生産者さんの手作りのシンプルなパッケージのものが多いため、パッケージでは伝え切れていない「魅力」を売り場で発信することが重要です!

でも、自らが売り場に立って、通りかかったお客さん一人一人に商品の説明をすることなんて無理だから、POPに語ってもらいましょう!

 

私が過去見てきた中で、特に素晴らしかったのが、青森県横浜町の道の駅です。

青森県横浜町の道の駅のPOPがすごかった!

 

以前、東京のセミナーに参加してくれた担当さんが熱心に書かれているPOPが本当に素晴らしい! 下の商品だって、何も書かなければ「炊き込みご飯の素」ですが、「漁師のお母さんが作りました!!」と知ると、「うわ!コレ、絶対美味しいやつじゃ〜ん!食べてみた〜い!」ってなっちゃいませんか!?

 

 

ドライブイン「赤かぶの里」も、お手洗いに立ち寄っただけなのに、POPにつられて、ついついカゴいっぱいにお買い物してしまいます。

赤かぶの里はあいかわらずPOPがすごかった!

 

せっかく良い商品を扱っていても、どんなにこだわっていても、何も伝えなかったら値段しか見てもらえません。伝えないなんて、もったいないんです。

 

全国の道の駅にPOPがついたら、今よりもっともっとビックリするレベルで商品が売れるようになるし、何より、めちゃくちゃ面白くなるのになぁ〜!なんとかしたいっ!! 歯痒い気持ちになります。

 

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翌日にチラシセミナーを控えていた先日の夜、「本屋さんからこんなチラシをもらったら面白いし、再来店したくなる!」とふと思って、ベッドから飛び起きました。

急いでiPadを手に取り、ベッドの上でアイビスペイント(お絵描きアプリ)を起動。30分くらいでサラっとチラシサンプルをつくって、セミナーのスライド資料に入れました。

以前、近所の本屋さんに行った時に、入り口付近にユルい本の特集コーナーがあり、思わず立ち止まってみてしまったことや、最近いろんな手帳が並んでいるから思わず手に取ってしまったことがありました。

 

このように本屋さんはいろんな工夫をしているのに、それらの多くは来店してみなければわかりません。「今度はこんな特集コーナーをつくるよ!」という情報があらかじめわかっていたらいいのになぁ。と思ったんです。

 

翌日、さっそく出来立てのスライドを紹介すると、みなさん写真をにたくさん撮ってくれて、「参考になった!」という声も!ベッドから飛び起きて、つくってよかった〜!

 

なぜか直前になるといろいろアイデアがパッと生まれることが多いので、これからもそんな機会を逃さぬよう、しっかり形にしていこうと思った昨日でした!


 

どれを選んだらいいの?

どうやって食べたらいいの?

この二つの違いは何?

使い方は?

 

売り手が普通に「当たり前」「説明しなくてもわかるだろう」と思っていることでも、お客さんはプロではないので、わからないことがいっぱいです。

先日も、空港で同じ名前の商品がたくさんあって、欲しい気持ちもあったものの、それぞれの違いがわからずしばし悩み、「まあいいか」と買うのを断念。

 

商品についているのは値札だけで、POPなどを使った説明がないお店は、わざわざお店の人に質問しなければなりません。

 

お店のスタッフさんも忙しいのに、お客さんに呼び止められて仕事がすすみません。そこで「お客さんのわからないこと」に答えるPOPを売り場に設置しましょう!

 

そうは言っても、売り手はお客さんではないし、お客さんの〝わからないもの〟がわからないよ!という方は、2、3回同じ質問をされたら、「みんなわからないんだ!」としっかりと認識して、説明書きをして貼っておきましょう。

難しいことは何もなく、普段のお客さんの声にしっかり意識を向けておくことが大事なんです!