昨日は、船橋商工会議所さんにある大会議室へ。学研エディケーショナルさん向けに、チラシに使える伝え方についての講演をさせていただきました。

 

参加者さんは約100名。私の講演に入る前に主催者さんから30分くらい連絡事項などの案内があったので、その間は後方座席で会場の様子(聴いてくれる方の層や盛り上がり具合、リアクションなど)をチェックして、私の登壇時間になる前に使う予定だったスライドをバッサリ切ったり、予定になかったスライドを入れたり、構成をがっつり変更しました。

もちろん前日までにきっちり資料は準備してあるんですが、私が事前に用意したものに対して会場のみなさんに合わせてもらうより、会場のリアルな空気に合わせてお伝えさせていただく方が間違いありません!

 

会場では参加者さん同士、みなさん非常に仲が良さそうだったけど、ちょっと緊張感というか「静かに聴かなきゃいけないよね…」という空気感が漂っていたので、もっと遠慮なく笑ったりリアクションを取ってもらったり、前のめりで楽しく参加してもらいたいな、と思いました。

なので、セミナー開始2分でバーーっと自由に喋って笑える「コミュニケーションタイム」を入れました。思った通り、会場は一気に和気あいあいな空気感に。みなさんの笑顔が見られたので、私も楽しくお話させていただくことができました!

1時間半弱くらいの通常よりだいぶ短い持ち時間でしたが、ピッタリ終了!ホッと安心しました〜。

 

日頃、いろんな会場で同様のテーマでお話させていただきますが、参加してくれる「人」が違うから、伝え方も全部変えています。私が伝えるのが目的ではなく、参加してくれた方に伝わって、行動してもらい、商売がさらによくなって、いつもの仕事が「たのしごと」に変わるのが目的だから。

 

もっと話の幅を広げられるように、もっと場に合わせられるように、経験値をアップするぞ!そんなことを考えながら会場をあとにしました。


京都のカフェでゴリゴリに仕事をしていると、隣である会社さんの採用面接がスタート。

おそらく面接される側が知りたいであろう情報から順にすご〜くわかりやすくお給料や仕事内容などを説明した後、「この仕事のメリットとデメリットを説明しますね」と採用担当さん。

 

赤裸々に語っているな〜という印象でした。せっかく就職しても、働いてみて「思ったのと違う…」となったら定着してもらえません。情報をオープンにするのはお互いのためですね!

 

そうそう、最初にデメリットから説明を伝えて、次にメリットを説明。この順序も最終的に印象がよくなるなぁ〜。

 

「正直大変な仕事ですが、おじいちゃんや主婦の方もいます」と実際に働いているスタッフさんの例を挙げているのもイメージしやすいなぁ〜なんて思いました。

そして、「今日帰るまでに質問がないように、どんどんわからないこと聞いてくださいね〜」と伝えたり、次の話にうつる前には適度な「間」をあけているので、質問しやすく打ち解けるまでに時間もかかりません。

 

私が学生時代のアルバイトやギリギリ氷河期だった就活で体験した面接とは今はだいぶ違っているんだなぁ〜、なんて感心しちゃいました。

 

そして、採用と接客って結局「伝える」とか「共感・共有する」ってことだったり、共通していることいっぱいあるよな〜、なんてこともしみじみ考えてしまいました。

 

・・・って、参考になることが多くて、お隣で仕事しつつめっちゃ聞いていてごめんなさーーい!笑

採用といえば!ブランディングの先駆者の村尾隆介さんが最近出版されたこちらの本、ビビビと来た方は要チェック!画像クリックでAmazonへ飛びま〜す!


一ヶ月前、岐阜の古川町商工会さんに伺ったとき、一枚のチラシが目につきました。

古川町商工会さんが発行しているこのチラシ、以前行なったチラシセミナーのポイントを取り入れてつくられているんです!かなり参考になるので、詳しく紹介しますね!

 

まずはタイトル!難しい言葉ではなく、身近な言葉や私たちの想いを代弁してくれているようなキャッチコピーがついているので、興味を持ちやすいですね。

そして、「こんな方にオススメです」とターゲットが明確になっているので、当てはまればさらに興味が増し増しに!

チラシを見て一度は「いいな〜」と思っても、参加申し込みなどいざ行動するとなると「いや、待てよ…」と不安ごとや疑問が湧き出してブレーキを踏みたくなるもの。

 

そこで、不安ごとはチラシの中で解決しておくのが効果的!このチラシかなり親切だなぁ〜。

そして最後に背中を押してくれる「体験談」の紹介!

こうやって見ているうちに参加したくなっちゃいますよね♪ 古川町では参加者さんもセミナーを主催してくれている商工会さんもみんなが実践してくれるから本当に嬉しい!

 

全国の商工会さん、商工会議所さん。そしてセミナーやイベントを開かれる方、ぜひ参考にしてみてくあださいね〜!